Chef, Artisan
シェフ・職人について

代表取締役社長 伊藤 剛(いとう つよし)
厳しい労働環境のなか「美味しい」の一言のために35年
カステラ職人として一人前になるには、およそ3〜5年はかかります。職人の人となりがそのままカステラの出来として現れると考えています。ですから、カステラ職人として研鑽を積むのは当たり前ですが、人として人格を磨くことも大切です。私は親と祖父がカステラ職人でしたので、幼い頃から当然のように自分もカステラを焼く仕事をするのだと思っていました。私がカステラを焼き始めたのは中学生の時で、高校を卒業する頃には一人前のカステラ職人になっていました。カステラ窯の温度は200℃を超えるため、真冬でも冷房が必要ですし、夏の室温は40℃を超える厳しい労働環境ですが、お客様から「美味しい」の一言をいただくためだと思うと、苦労にはなりません。
About
カステラ職人としてのキャリアは35年に及び、現在も製造現場で汗を流す。そのほか新商品の考案も行っており、桜など色鮮やかな素材と合わせやすい「白いカステラ」を考案中。