株式会社柳屋奉善

特製最中に羊羹をつめた銘菓「老伴(おいのとも)」を四半世紀に渡って松阪の地で作り続ける老舗和菓子店

近江の豪商として天正3年に創業した当店は、松阪の伝統菓子「老伴(おいのとも)」を作り続けてきた老舗です。白楽天の詩集より「永遠に付き合えるお菓子」として名付けられた老伴は、片面のみの円形最中に羊羹を入れ込んだ縁起のよい和菓子です。大切な方と過ごすお茶の時間に、ぜひ当店の老伴を添えて頂ければ幸いです。

企業名
株式会社柳屋奉善
創業
-
ブランド名
老伴の柳屋奉善
メーカー所在地
三重県
HP
http://www15.plala.or.jp/yh99/index.html
SNS
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イチオシ商品

羊羹の甘さと最中の香ばしさが調和する伝統銘菓「老伴(おいのとも)」

老伴は、羊羹のコクのある甘さと最中皮の香ばしさが合わさった上品な和菓子です。コシが切れないように、煮詰め具合に細心の注意を払って完成した羊羹を、固めに焼き上げた特製最中に流し込んで、最後に糖蜜で仕上げています。羊羹の糖化によって常温でも日持ちするため、遠方の方へのお土産や贈答用にも最適です。

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こだわりのポイント

柳屋奉善の銘菓「老伴」の歴史を、そのおいしさと共に語り継ぐ

天正16年に豊臣秀吉から伊勢松阪の城主に任じられた戦国武将・蒲生氏郷。当時、蒲生氏の御用菓子司として仕えていた当店も、その際に松阪へと店を移しました。老伴(おいのとも)という名前は、松阪が誇る豪商、三井家の国学者であった三井高敏が名付けたといわれています。お伊勢参りで盛り上がった江戸時代には、時の力士・不知火が伊勢神宮に巡業相撲で訪れた際、当店の老伴を土産として江戸に持ち帰り、松阪銘菓として全国に知れ渡りました。

時代に合った新商品を開発しつつ、歴史ある「老伴」を次の世代につなぐ

老伴(おいのとも)の最中は、羊羹の水分で食感が損なわれないよう、高山産の餅米を2倍量使った特製の生地を煎餅のように固めに焼き上げています。歴史のロマンを漂わせる最中のデザインは、当店の初代が秦王朝時代の中国の瓦から型をとったもので「飛鴻延年(ひこうえんねん)」と呼ばれています。翼を広げたコウノトリとともに「年」と「延」の古代文字が刻まれたこの紋様には、大きな円い和菓子を大切な方と分け合って食べることで『幸せのお裾分け』や『志をともに分かち合う』という意味が込められています。そのため、縁起がよく祝いの場にもぴったりのお菓子です。老伴はもともと「日の丸や太陽」を想起させる紅麹の赤で色づいた羊羹が入った「赤」のみでしたが、最近では三重県内で養蜂を営む老舗・松治郎の舗の三重県産蜂蜜を使った「はちみつ仕立ての老伴」も当店の味に加わりました。時代に合わせ、銘菓の在り方を日々模索し続ける事で、「老伴」を後世に継承していくことが当店の使命と考えております。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

TVチャンピオン「和スイーツ王選手権」にも出場し、最中の魅力を発信し続ける

元祖「老伴(おいのとも)」を軸に、最中のおいしさをより多くの方に知って頂けるように挑戦を続けています。グルテンフリーで油を使っていない当店の最中皮を使った新たなレシピを開拓するイベント「おウチもなかコンテスト」の開催がその一例です。家伝の味にこだわりはございますが、伝統を未来に継承していくためには、革新的な試みも必要です。老舗ならではの歴史や文化を、当店の商品とともに広く世界に発信して参ります。

About

老舗「柳屋奉善」の家に生まれ、幼いころから家業を継ぐ意識を持って育つ。宝塚造形芸術大学にてビジュアルデザインを学んだ後、製餡所での修行を経て、柳屋奉善に入社。社内で製造に携わりながら和菓子界の重鎮からも指導を受ける。入社から15年ほど経った現在では、老伴の新たな味を生み出したり、パッケージに創意工夫を加えたりと、老舗の伝統を大切にしながらも、日々革新に挑んでいる。

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