株式会社ファーストバンク

創業者の築いた秘伝のレシピを受け継いで…札幌が生んだ焼きたてアップルパイの名店「かぐらじゅ」と姉妹店「パイクイーン」

1984年、札幌市西区で創業した「かぐらじゅ」は、地元で知る人ぞ知るアップルパイの老舗。2012年10月、代表の山谷さんが引退する創業者より店名と名前を引き継ぎ、同市東区に店構えを移して変わらぬ味を守り続けている。2015年には、アップルパイのさらなる可能性を開拓すべく姉妹店「パイクイーン」を同市北区にオープン。「かぐらじゅ」でも大人気の「余市産りんごのアップルパイ」のほか、あんバターパイや道産牛ミートパイといった北海道産のこだわり食材を使った多種多様なパイを続々と生み出しています。

企業名
株式会社ファーストバンク
創業
-
ブランド名
かぐらじゅ
メーカー所在地
北海道
HP
https://www.kagurajyu.com/
SNS
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創業時から途切れることなく継ぎ足してきた秘伝の味がポイント

道内屈指のりんごの名産地である余市産のりんごを主に使用して、皮むき・カットという下処理を行ってから煮詰めます。このときに使う煮汁は創業時から途切れることなく継ぎ足してきた秘伝の味。りんごの収穫時期によって実の硬さや大きさに違いがあるため、下処理の段階でそれぞれのりんごの特性を見極めながら煮る時間や火加減を調整して、いつも食べても変わらずおいしい味を実現しています。

point

Point

こだわりのポイント

37年前の味をそのままに、古くからのファンにも愛される「かぐらじゅ」の変わらないおいしさ

創業者の時代より地元の名店として知られていた「かぐらじゅ」。現在でも当時からのファンが足繁く通い、変わらない味わいに舌鼓を打っている。一方で、パイをオーブンに入れて焼く際に下に敷くクッキングペーパーの種類を変えただけで「前と焼き上がりが違うね!何か変えた?」などという鋭い質問が飛んでくることも。根強いファンの味覚に驚かされると同時に、伝統を守ることを感じさせる瞬間です。地元の名店としてのプライドを賭けて、今日も製造所では7~8名程度のスタッフが手作りにこだわってパイ作りに打ち込んでいます。

アップルパイ一筋!日本で一番のアップルパイ、と呼ばれるその日まで

代表の山谷さんが心待ちにしているのは、自社が手がける「かぐらじゅ」と「パイクイーン」のアップルパイが日本No.1だと噂されるようになる未来。ブランドを業界の頂点へと育て上げるために、現在も日々新たな学びを追求している最中だといいます。食品にまつわる法律をはじめ、食べる側は想像することさえもしないような舞台裏も、作る側がきちんと学んで遵守しなくてはならないこと。同時に、アップルパイそのものが秘めた無限の可能性を開拓したいとの狙いもあるようです。北海道内のりんご農家とのネットワークも拡大傾向にあり、今後もマーケットのニーズに即した新たなパイの企画を検討中。女性社長としてきめ細やかさと飽くなき探究心で、これからも「かぐらじゅ」「パイクイーン」は進化を遂げていきます。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

代表取締役 

山谷 玲奈やまや れな

菓子製造未経験の会社員から、アップルパイの名ブランドを手がける"社長"へ

「かぐらじゅ」「パイクイーン」を経営する株式会社ファーストバンクを指揮するのは、代表の山谷さん。当時の彼女は電気工事会社の事務職として働きながら、創業者である先代店主が経営する時代の「かぐらじゅ」に足繁く通うファンの一人でした。高齢を理由に引退を考えていると話す先代店主に代わって自分が店を受け継ぎたいと志願すると、先代店主やその親族は大喜び。秘伝のレシピとこだわりの製法を学び、2012年に晴れて新生「かぐらじゅ」をオープンさせました。

About

札幌市で生まれ育ち、半年程の修行期間を経て2012年「かぐらじゅ」の新たなオーナーに就任。「当店のアップルパイを食べたお客様が"おいしい!"と言ってお友達に紹介くださったりする姿が何よりの喜び。日々新しい発見があるので大変さを感じることはなく、おもしろさ・楽しさばかりの毎日です」と語る山谷さん。2015年にオープンした姉妹店「パイクイーン」では、新作パイの企画開発にも打ち込む。

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