半世紀近く梅干しと大根のお漬物を作り続けてきた和歌山のメーカーだからこそ出来る、他にはないお菓子作り
当社は和歌山にて創業47年の漬物加工メーカーです。紀州梅を使った梅干し各種やべったら漬、沢庵などを主に作り続けて参りました。そんな私どもが梅干しのおいしさをもっと多くの方に知って頂こうと、10年の歳月をかけて作り出したお菓子が「うめ玉」です。梅のおいしさを丸ごと詰め込んだ、漬物店ならではの味覚をぜひご賞味下さい。
イチオシ商品
南高梅の梅干しとりんごを合わせたまろやか小粒
紀州南高梅の梅干しの果肉を丸めた「うめ玉」は、まるで梅干しのような食感の素材菓子です。梅肉とりんごピューレと合わせたことにより、酸味や塩気がまろやかな味に仕上がりました。種がないので女性やお子様でも手軽に食べられる”梅干し気取りのかわいい小粒”。夏場の塩分補給やちょっとした旅のお供などにも、パクっと一口お召し上がりください。
こだわりのポイント
「虎屋漬物」として当社が長年蓄積してきた梅干しのノウハウを取り入れた独自製法で作られている「うめ玉」。南高梅の果肉にりんごピューレを加えることで、従来の梅干しのおいしさを活かしながらも、よりまろやかな風味に仕立てました。おやつとしてお召し上がり頂くのはもちろんのこと、夏場の塩分補給にもお役立ていただけます。皆様の好みに応じて「うめ玉」の味わいをうまく活用頂ければ幸いです。
疲労回復や整腸作用、老化防止など健康によい効果がたくさんある無添加梅干し。その中でも、紀州南高梅を使った梅干しは日本最高峰のブランドとして世に広く知られています。しかし、高価すぎて手が届きにくいというお声も多く、お客様の層が高齢化してきているという問題も浮き彫りになっていました。
そこで、梅干しのよさをもっと幅広い人に知って頂きたいという思いから、当店では新たな商品開発に取り組みました。梅干しの種に不便を感じる女性やご高齢のお客様のご意見をくみ取り、そのおいしさを若い方にも楽しんで頂けるように創意工夫を重ねて出来上がったのが「うめ玉」です。見た目に傷がついているなど、そのまま売り物には出来ないものの味には問題のない梅干しを原料として使っているため、お手頃価格で紀州梅のおいしさを思う存分味わえる一品に仕上がりました。和歌山の漬物店である当社だからこそ作ることができた味だと自負しております。
シェフ・職人について
寺本 登てらもと たかし
天候に左右される農作物を、安定供給できるおいしさに変える試み
私ども「虎屋漬物」が製造加工している梅干しや大根の漬物各種は、梅の実や大根という農作物の作柄に品質が大きく左右される商品です。その年の天候によっては不作ということもあり、漬物の安定供給に苦心することがございます。一方、私どもが新たに開発した素材菓子「うめ玉」は、作柄による影響を受けづらいという利点がございます。年中通じて味わえる紀州梅の変わらぬおいしさを、どなた様もぜひ手軽にお楽しみ下さいませ。
大学卒業後、福井県の社会人チームにて器械体操選手として活躍。27歳のときに選手を引退し、地元和歌山に戻ってから地場産業の企業「虎屋漬物」へと入社。同社入社後に漬物の知識を積極的に身につけ、会社の経営を引き継ぐに至る。併せて、社名を株式会社テラモトへと変更。新たに手掛けた「うめ玉」が、現在好評を博している。
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