Chef, Artisan
シェフ・職人について
阿部 健樹あべ たけき
職人の技量と経験、そして勘が問われるカステラ作りの奥深さ
卵の水分量やその時々の天候などによって、カステラの製造工程には微妙な変化が生じます。変わらぬおいしさを再現するためには、受け継がれた技に加えて、長年の経験で培う職人の「勘」が求められるのです。その勘を磨くには、数年ではとても足りません。私自身、20年に渡ってカステラを作り続けておりますが、それでも毎日が改良の繰り返しです。喜んで下さる皆様の笑顔を思い浮かべながら、今日も一枚一枚丁寧にカステラを焼き続けます。
About
カステラ職人歴20年。元は料理人として働いていたが、家業を継ぐために地元愛媛へと戻る。料理人としての知識や経験を活かして生地の配合などを一から見直し、カステラのさらなる美味しさを実現するに至る。現在は株式会社アンシャンテの代表取締役社長を務めながら、匠の技で日々カステラを焼き上げている。