北海道道南で製パンを手掛ける唯一の企業であり、箱館塩かすてらをはじめとした製菓にも注力する地元密着のメーカー
北海道木古内で初めてパンの製造を始めた企業である曲正北島製パン。コンビニエンスストアや大手メーカーが全国展開を続けていく中で、業態を変えながら半世紀に渡って近隣住民に愛されるメーカーとしての地位を確立してきました。現在ではスイーツ事業にも力を入れており、地産地消の和・洋菓子の製造も行っています。
イチオシ商品
観光名所・二十間坂をイメージした角型バウムクーヘン
函館のロマンあふれる街並みの一端を担う二十間坂。規則的に並べられた美しい石畳をモチーフに、一層一層丁寧に焼き上げたのが函館銘菓「箱館二十間坂ばうむ」です。箱館という漢字遣いにはハイカラな開港都市の歴史に対する思いをこめました。バターが濃厚にきいた年輪の味わいをぜひコーヒーや紅茶とともにご賞味下さい。
こだわりのポイント
当社で製造しているパンは、地域に合わせ喜ばれる商品作りを心掛けております。そのために、製造での品質管理や衛生管理を徹底しております。スイーツについては自社直営の「スイーツギャラリー北じま」や観光売店での販売に加え、北海道以外のお客様でも楽しんで頂けるよう当社のオンラインショップでも取り扱っております。
パンが普及していない昭和の時代、地元のお客様のニーズに応えてこんにゃくの製造・販売から製パンへと事業転換したのが当社の始まりです。1963年に法人化してからは、大手製パン会社やコンビニエンスストアの全国展開という逆風の中で当社の商品をご愛顧下さる北海道のお客様に半世紀以上支えられて参りました。1999年には学校給食パンに特化した「株式会社キタジマ」を創立。その後、函館の看板スイーツを作ろうと地域に貢献できるスイーツ事業にも力を注いで参りました。1年半の開発期間を経て、開港都市函館のハイカラ文化を表現した「箱館塩かすてら」が出来上がり、2007年には直営店の「スイーツギャラリー北じま」をオープン。直営店のみのオリジナル商品を含め常時50～60種のパンや和・洋菓子が並びます。現在では、塩かすてらに続いて「箱館十二間坂ばうむ」などもリリースし、道外のお客様からも大変好評を頂ける銘菓となりました。
シェフ・職人について
藤島 晃洋ふじしま あきひろ
半世紀以上愛され続ける企業として、地元木古内から出来たての味をお届け
当社のお菓子は、できたての状態を毎日直営店や販売先へと運んでいます。手間暇をかけて作り上げた和・洋菓子の数々は年代を問わずお楽しみ頂けるおいしさ。地域に貢献するべく地産池消の素材を積極的に使っているため、小さなお子様でも安心してお召し上がり頂けます。「箱館塩かすてら」や「箱館二十間坂ばうむ」は外箱やパッケージにもこだわっていますので、お歳暮などのご贈答用や道内外へのお土産としても好評を博しております。
曲正北島製パンに入社後、先任者の指導を受け数年かけて独自に技術を習得。元々の手先の器用さを活かして、現在では主力商品の製造担当者となっている。
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