Chef, Artisan
シェフ・職人について
代表取締役
本屋 光章もとや みつあき
菓子種、きな粉、砂糖、水あめでのみつくられる
〈吉原殿中〉の製造工程をお話しします。水あめ・砂糖・水を煮立たせた蜜をつくり、きな粉を入れ、よくこね、のし棒で薄く延ばし、皮をつくります。次に、あられの入った菓子種を木桶にいれ、つくっておいた蜜を加え、からめた後に冷まし、円柱状にかたちを整えます。さきほどの皮に菓子種を載せ、包み、杉板でころころと転がし、左右に延ばします。その長さは3メートル60センチ。その後、きなこをたっぷり振り、落ち着かせたら、包丁で切り分けて完成。
About
20代の頃から、約20年以上、このお菓子をつくり続けている職人を中心に、約5名の従業員で製造に取り組んでいます。少人数ですので、繁忙期は家族総出で手伝うことも。こねるにも、切るにも熟練の技が必要ですが、手づくりでしか出せない味に全員誇りを持っています。