昔ながらの製法と素材にこだわった豆腐を手作りし続けて100余年、スイーツ作りも手掛ける名古屋の専門店
私どもは大正3年の創業時から、厳選された国産大豆と苦汁、そして木曽川の伏流水をもとにした井戸水を用いて、ほんのり甘く、こくのある最高の豆腐を作り続けてきた専門店です。近年では豆腐作りの技術を活かした当社ならではのお菓子の開発・製造にも着手し、豆腐本来のおいしさをより多くの方にお伝えすべく、日々努めております。
イチオシ商品
絹ごしのなめらかさを追求した豆乳水ようかん
白あんと豆乳を混ぜた層と小豆の層をそれぞれ交互に重ねて作る水ようかんは、寒天とくずを合わせて用いることで、当店自慢の絹ごし豆腐のような舌ざわりのなめらかさを追求いたしました。素材本来の風味を活かすべく砂糖を控えめにしておりますので、スイーツが苦手な男性の方にもすっきりとお楽しみ頂ける和菓子でございます。
こだわりのポイント
豆腐と聞くと、スーパーなどで売られているパックを連想される方が多いかもしれません。そういった商品は製造時にボイル殺菌をしており、豆腐本来の食感が損なわれているものがほとんどです。私どもが提供しているお豆腐は、どれも加熱なしでも安全なおいしさをご提供できるよう配送まで工夫をこらしました。そのなめらかな舌触りや本来のおいしさをより楽しんで頂けるように、2000年からはスイーツ事業を開始。「本当の豆腐」をぜひご賞味下さいませ。
豆腐は、素材の味がダイレクトに表れる商品です。「そのまま食べるのが一番おいしい」と言っていただける商品作りのために、私どもは一切の妥協をいたしません。契約農家から仕入れる大豆は、風味豊かな愛知県産と糖度が高めの北海道産を独自の配合でブレンド。味の要となる水は、ミネラル豊富な木曽川の伏流水を井戸からくみ上げて使用しております。季節によって大豆や水の味が変わるため、そういった違いを踏まえて豆腐の食感や甘み・旨みを引き出す苦汁は国産のものを何種類か使い分けています。そうした素材の工夫に職人の寄せの技術が加わることで、ようやく「くすむらの豆腐」が出来上がるのです。栄養価が高く、ヘルシーな食材である豆腐を、どなたにも安心してお召し上がり頂きたい。そのため、製造時の衛生面には細心の注意を払います。豆腐の味を落としてしまうボイル殺菌を使わず、手間を惜しむことなく、皆様の心と体が喜ぶお豆腐をこれからも作り続けて参ります。
シェフ・職人について
柘植 一憲つげ かずのり
日本文化に根付く健康食品、豆腐の魅力をより広くお届けしたい
良質なたんぱく質を手軽にとれる健康食品、豆腐。自然な甘みがあって、栄養価も優れた豆腐をより多くの方に楽しんで頂くことが私どもの願いです。そのために、100余年に渡って磨き上げられた技術をもって、安心・安全な商品作りに励んでおります。当店の豆腐やお菓子をお召し上がりくださった方からは「豆腐ってこんなにおいしいんだ！」と感動のお声をよく頂きます。これからも、豆腐本来の味をより多くの方にお届けすべく、精進して参ります。
3兄弟の長男として生まれ育ち、先代である父親の姿を見て育つ。2016年4月に家業を継ぎ、現在は同社5代目の代表取締役社長に就任。弟二人もそれぞれ家業を支えており、出来立ての豆腐を提供する系列店、豆腐懐石くすむらの料理長および総菜部門の総括を担っている。
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