株式会社つじや

江戸時代より150年続く秋田の郷土菓子文化を今に伝える「つじや」

江戸時代の末頃、冠婚葬祭の出張料理人で"ハレの日"に欠かせない引き菓子「とうふかまぼこ」や「三杯もち」を作る町一番の名人であったつじやの初代・辻ジュン。この引き菓子は地域の住民に長く大切にされてきた文化です。時代に合致するよう少しずつ形を変容させながらも、現在に至るまで多くのお客様に愛され続けています。

企業名
株式会社つじや
創業
-
ブランド名
つじや
メーカー所在地
秋田県
HP
https://akita-tsujiya.jp/
SNS
  • facebook

イチオシ商品

すべてのあんこ好きに贈る!あんこを餅と練って蒸し上げる「三杯もち」

口に入れた瞬間は「餅」らしい粘り気のある感触、そして噛めば噛むほどに「あんこ」の風味がより前面へ…。ういろうや羊羹、ゆべしとも異なる「三杯もち」独特の風味は、あんこ好きのお客様に必ず食べていただきたい一品です。

point

Point

こだわりのポイント

秋田大曲でこそ出会える昔懐かしい風情──お菓子を通じて日本の心を表現

150年前の創業当初には初代が個人で手がけていた冠婚葬祭料理の仕事ですが、大正3年(1914年)には「つじや」を屋号として店舗を構えました。以来、建て替えや移転を経て、2008年に現在の「つじや中通本店」になりました。旧店舗の古材をふんだんに使った日本家屋の空間が老舗菓子店としての風情を表しています。

大曲仙北地域の土地で大切に育まれた、辻家の紡ぐ"古き良き味"にこだわって

創業時は「豆腐巻物」とも呼ばれていた「とうふかまぼこ」。大豆栽培が盛んな大曲の土地で作られた新鮮な豆腐に、地元・雄物川に遡上する鮭・サクラマスといった白身魚を練り合わせて蒸したお菓子です。味付けには、当時流通量が少なく大変高価・貴重であった白砂糖を贅沢に使用することで、その家の格式を表し、冠婚葬祭の大切なお客様をもてなすための引き菓子として喜ばれました。当時より続く誇りをそのままに、故郷の味わいを形作っています。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

代表取締役社長

辻 卓也つじ たくや

文化を残すこと、その使命感を胸に「つじや」を守り続けています。

子供時代より両親が菓子作りに打ち込む姿を間近で見つめて、家業として幼少期から当たり前のように菓子作りを手伝ってきました。高祖母の時代から連綿と続いてきた「つじや」の文化を後世に残さねばならないと決意し帰郷、家業を継つぎました。古くよりお付き合いくださる地域のお客様はもとより、全国のお客様に「秋田にこれほど美味しいものがあるのだ」と知っていただけるよう今後も精進を重ねて参ります。

About

大学卒業後、商社勤務を経て家業の「つじや」へ入る。平成19年(2007年)、40歳のときに5代目を受け継ぐ。

このメーカーの他の商品

この商品に興味ある人はこんな商品を見ています