有限会社ロリアン

50年以上も地元で愛される町のケーキ屋さん

1965(昭和40)年に商店街で創業しました。現在も同じ場所で店舗を営業しているほか、ECや催事などでも展開しています。昔懐かしい素朴なケーキが揃っているためか、お客様の年齢層は50代以上の方が多いのですが、「幼少期に食べていたケーキの美味しさを思い出せる」と懐かしがっていただいています。スポンジ生地の決め手となる卵は厳選した産直のものを使用するなど、素朴な味だからこそ原材料にはこだわりがあります。

企業名
有限会社ロリアン
創業
-
ブランド名
ロリアン洋菓子店
メーカー所在地
神奈川県
HP
https://www.rakuten.co.jp/rorian/
SNS
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イチオシ商品

年間約10万本売り上げるロールケーキ

栗の甘露煮を使った黄色いクリームが懐かしい「黄金のモンブランロール」。地元・神奈川県産の産みたて卵を使用したふわふわ生地が自慢です。4〜5人でシェアできるサイズなのですが、そのボリュームに驚かれるお客様も多いんです。日本全国、年間約70か所の百貨店を巡る催事では、年間およそ10万本の売り上げを誇っています。本店のほか、EC販売、海老名SAや本店近隣のイオンなどでも常設販売しています。

point

Point

こだわりのポイント

昭和から変わらない美味しさを守り続けています

当店のケーキは今時のお洒落なものというより、昭和の懐かしさを感じる素朴な味わいが売りです。昭和はバタークリームケーキが主力で、モンブランはクチナシの色素で着色した甘露煮を使用する黄色いクリームが人気でした。そういった懐かしい美味しさを守るため、創業当時から製法を変えることなく作り続けています。基本的な製法は変えていませんが、例えばバタークリームはバターの風味をより良くするなどの改良は続けています。“昔ながら”の味を求めて来てくださるお客様も多いので、期間限定販売も含め、今後も懐かしい味の商品を新たに展開していこうと考えています。例えばチョコを使ったバタークリームケーキなど、様々な商品を考案中です。

東日本大震災をきっかけに生まれた保存クッキー

人気商品の「黄金のモンブランロール」もそうなのですが、お客様の声から誕生した商品もあります。東日本大震災で被災したお客様のお便りをきっかけに生まれたのが、5年間保存がきく「おいしい保存クッキー」という缶詰です。震災当日、3月11日の午前着で東北のお客様にご購入いただいたクッキーを送っていたんです。クッキーが届いた数時間後に地震が起き、お客様が避難所に行く際、とっさにそのクッキーを持って行ったそうです。食事がなかなか配給されず、不安と恐怖の中でクッキーを子供に与えたら笑顔を取り戻したと。そんな喜びのお便りをいただき、被災した時にも喜んでいただきたいという気持ちから災害備蓄食品として保存クッキーを考案しました。美味しさの要であるバターなどの油脂は保存に向きません。でも油脂を減らすとサクサクの食感が損なわれるため、試作を繰り返しました。“保存性”と“美味しさ”を両立するべく5年もの歳月を要しましたが、色んな方の協力があって完成し、神奈川県の様々な賞をいくつもいただきました。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

店舗運営責任者

小島 有加里こじま ゆかり

お客様からの喜びの声が励みになっています

お客様からいただく声には嬉しいお言葉も多く、ある時はご病気のお客様から「最後にロリアンのケーキを食べたい」と言っていただき、ケーキを食べて旅立たれたこともありました。子供の頃にロリアンのケーキを食べてくださっていた方が親になり、お子様に食べさせてくださるなど、世代を超えて当店の味を楽しんでいただけているのも有り難いです。また、以前は店舗でお子様が参加できるイベントを開催していたのですが、最近はコロナ禍でも楽しんでいただけるよう、クッキーを焼いて送ってもらうパティシエコンテストを行いました。お客様の嬉しい反響もたくさん届き、励みになっています。

About

1990(平成2)年入社。店舗で販売を担当する傍ら、商品開発に関わるほか、EC運営や卸売事業、百貨店の催事など、様々な新規事業に取り組む。

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