有限会社亀甲や

江戸時代末期に鳥取で創業。時代を超えて愛される菓子を製造

創業は江戸時代から明治時代に移行する慶応4年。もともと染め物屋を営んでいた9代目の次男が和菓子屋を立ち上げたのが始まりです。看板商品は亀の甲羅のかたちをした最中〈亀甲もなか〉。1915年(大正4年)と1928年(昭和3年)に、店舗は宮内省(当時の名称)御用としての栄誉も受けています。

企業名
有限会社亀甲や
創業
-
ブランド名
亀甲や
メーカー所在地
鳥取県
HP
-
SNS
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イチオシ商品

和菓子屋がつくる、素朴さを備えたブランデーケーキ〈鳥取ブランケーキ 1本〉

鳥取の街をぶらぶら散策しながら食べて欲しいという意味を込めて名付けたケーキ。しっとりした生地にブランデーをたっぷり吹きかけた、芳醇な香りと味が楽しめるブランデーケーキです。鳥取産の卵を使用し、ていねいに焼き上げた生地はきめが細かく、洋菓子ながら、どこか和の赴きのある食感が特徴です。

point

Point

こだわりのポイント

甲羅のかたちが愛らしい〈亀甲もなか〉は創業以来の看板商品

屋号からイメージした、亀の甲羅のかたちをした最中〈亀甲もなか〉は創業時からつくり続けているロングセラー。その愛らしい形も相まって、150年以上愛され続けている最中です。店頭で餡を詰め、一個から販売しているため、来店のお客様にはつくり立ても提供しています。パリっとした皮が食べ進めるうちに餡の水分でしっとり変わっていく。どちらの食感にもファンが多い商品です。

鳥取の梨のように見えて、実は梨じゃない菓子〈二十世紀〉

〈亀甲もなか〉の餡は粒あんとこし餡の中間ともいえる練り方。どちらとも言える食感で提供しているため、多くのお客様から支持を得ています。2倍サイズもあり、こちらはずっしりあんこが入った、あんこ好きにも大満足の品。一口サイズも販売しています。
同じく人気の高い商品、鳥取の梨を輪切りにした形状の菓子〈二十世紀〉はちょっとユニーク。梨を輪切りにした姿かたちですが、梨果汁は使用していません。水飴、砂糖、寒天などでつくられているこの菓子、うっすらと甘い味が好評。実は栽培が難しい二十世紀梨の存在を伝えるためにつくりました。鳥取ならではのストーリーを携えたお菓子です。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

代表取締役社長

小谷 直大こだに なおひろ

受け継がれた製法を守りながら、常に新しいを目指す

店舗に並ぶ商品の多くは代々受け継がれた製法を守り、良質な材料でつくっていますが、商品の見せ方や販売方法に工夫しています。たとえば〈鳥取ブランケーキ〉は一本やハーフ、ミニを。〈亀甲もなか〉は一口サイズも用意。ニーズの異なるお客様に自由に選んでいただけるサイズを揃えています。さらに〈鳥取ブランケーキ〉はパッケージにイラストを採用し、親しみやすい包装に。お客様の声に常に耳を傾けることで、老舗でありながらも、新しい感覚を持った和菓子メーカーでありたいと思っています。

About

1978年、鳥取市に生まれる。東京の大学を卒業後、東京製菓学校に入学。菓子製造の基本を学び、東京の和菓子店に就職。その後、家業である亀甲やを継ぐため鳥取市へ。2019年に代表取締役社長に就任。伝統を受け継いだ菓子づくりを進める一方で、商品の魅力を伝える見せ方やお客様のニーズを受けたサイズ展開などにも力を入れている。

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