株式会社唐土庵いさみや

小豆粉を用いた郷土菓子「もろこし」を改良し、新たなおいしさの「生もろこし」を生み出した秋田の菓子メーカー

秋田が誇る伝統菓子「もろこし」は、かつて中国から伝わった打菓子をもとに、炒り小豆を用いた珍しい製法によって郷土の味として根付いたお菓子です。当店の初代はその味を改良し、新たなおいしさの「生もろこし」を生み出しました。もろこし一筋、秋田らしさにこだわりながら研鑽を重ねてきた当社のお菓子をぜひご賞味下さいませ。

企業名
株式会社唐土庵いさみや
創業
-
ブランド名
唐土庵
メーカー所在地
秋田県
HP
https://www.morokosian.jp/
SNS
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イチオシ商品

ふくよかな餡を包んだ上品な甘さのもろこしあん

北海道十勝産「吟醸小豆」を贅沢に使用した餡を、上品な生もろこしの生地で包み込んだお菓子です。生もろこし自体が炒った小豆の粉と砂糖を練り合わせた生地なので、餡との相性は抜群。水を加えることなく、小豆の風味を活かして仕上げました。お子様からご年配の方まで、幅広いお客様に愛される秋田の味をぜひご賞味下さいませ。

point

Point

こだわりのポイント

秋田ならではの「もろこし」作りの伝統を県外のお客様に伝え広める

和菓子の餡として多用される小豆ですが、秋田の郷土菓子「もろこし」を作る際には炒った小豆を使います。そのため、口の中に広がるもろこし特有の香ばしさが生まれるのです。この秋田ならではの製法をより多くの方々に知って頂けるよう、角館駅からほど近い当社の旗艦店、工場店ではもろこし作り体験や工場見学の機会を設けております。新型コロナウイルスの影響を受けて現在は休止しておりますが、再開した際にはぜひお立ち寄り頂ければ幸いです。

伝統の「もろこし」を改良し、角館名物「生もろこし」を世に生み出す

当社の歴史は昭和32年、小京都としても知られる秋田県角館に誕生した小さな菓子工房から始まりました。角館の銘菓を作るべく、初代が目をつけたのは当時すでに秋田の伝統菓子として多くの菓子店が取り扱っていた打菓子の「もろこし」でした。甘すぎて硬い食感だった「もろこし」をよりおいしくするために、初代は研究を重ねました。そうして生み出されたのが、焼きを入れない独自製法の「生もろこし」です。今や、当社の「生もろこし」は角館の名物となりましたが、私どもの味の探求はそこで終わりませんでした。生もろこしの生地で小豆餡を包み込んだ「もろこしあん」や秋田の伝統菓子「やましな」と粒小豆を乗せて仕上げた生もろこし「茶菓仙」など、もろこし一筋、新たな味わいを次々に創り出してきた唐土庵いさみや。優れた歴史文化と美しい風情漂う秋田の古都、角館の地より、これからも皆さまに「もろこし」の新たなおいしさをお届けすべく、精進して参ります。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

佐藤 勇悦さとう ゆうえつ

伝統菓子「もろこし」をもとに、自社オリジナルのおいしさ作りに挑む

当社の創業当初、すでに大多数の地元菓子店が「もろこし」を取り扱っていました。甘みが強く硬い食感の「もろこし」をよりおいしくしたい。そんな思いから、当社オリジナルの「もろこし」作りへの挑戦が始まりました。並々ならぬ苦心を重ねた結果、出来上がった「生もろこし」は全国に好評を博し、現在では角館銘菓と称されるようになりました。私どもの最高の喜びである「おいしい」という皆様のお声のために、今後も精進してまいります。

About

唐土庵いさみやの創業メンバーの一員であり、同社のもろこし作りに初期から携わる。元々は職人ではなかったが、全国のお菓子を研究し、自社商品の改良に貢献。現在では同社の代表取締役から相談役へと立ち位置を変えながらも、新たな「もろこし」の開発に尽力し続けている。

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