株式会社澤田屋

創業100年を越え、伝統の製法を生かした和菓子〈くろ玉〉を製造販売

江戸時代末期にお菓子の卸売業から始め、明治時代に入ると、和菓子の製造小売業をスタート。創業100年を越える、山梨県の和菓子メーカーです。昭和4年に発売した和菓子〈くろ玉〉が看板商品。原材料を厳選し、手づくりの良さを生かした和菓子の製造に注力し、新商品の開発にも積極的に取り組んでいます。

企業名
株式会社澤田屋
創業
-
ブランド名
澤田屋
メーカー所在地
山梨県
HP
http://www.kurodama.co.jp/
SNS
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イチオシ商品

うぐいすあんに黒糖羊羹の衣をまとった〈くろ玉〉の魅力

青えんどう豆でつくるうぐいすあんの中には、煮込んで粒状にした青えんどう豆が見え隠れ。この美しい緑色のあんを、黒糖羊羹で包んだものが〈くろ玉〉。つやつやと黒光りする外観はインパクト大。口に入れると、まずは黒糖のコクのある甘さが広がり、青えんどう豆のやさしい味わいが追いかけてきます。

point

Point

こだわりのポイント

ユニークな形状と新鮮な味わいの、玉菓子シリーズ

球状の和菓子〈くろ玉〉の製法を生かし、季節感のある玉菓子シリーズを展開しています。キャラメルあんを自家製キャラメル羊羹で包んだ〈キャラ玉〉、チョコレートあんをチョコレート羊羹で包んだ〈ショコラ玉〉、和栗100%のあんをほうじ茶羊羹で包んだ〈くり玉〉などを販売。現在、〈くろ玉〉以外の玉菓子は季節限定商品や要冷蔵商品なども含まれるため、現在は卸し売りは行っていませんが、今後も品質管理を重視した開発・販売を続けていきます。

唯一無二の〈くろ玉〉の製法を生かし、魅力を広げていく

創業以来、変わらぬ製法でつくり続けている〈くろ玉〉。過去には洋菓子も製造していましたが、近年は原点に返り、和菓子の開発と製造に取り組んでいます。そこから生まれたのが、玉菓子シリーズ。和だけではなく、洋の視点も取り入れ、柔軟な発想で開発しています。さつまいも、キャラメル、和栗、苺など、地元産の食材を含め、さまざまな素材との組み合わせを追求。月に1回、新商品の発売を心掛けています。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

いつの時代でも、変わらぬ味の〈くろ玉〉をめざして

あんこと羊羹は温度と荘度の影響を受けることが多いため、マニュアル化が難しいとされています。そのため、水の量やあんこをすくいあげるタイミングは常に調整。糖度計で甘さを確認していますが、熱の入れ具合や、翌日に使う状態を想像しながら製造しますので、感覚も重要です。火にかけた黒糖羊羹の鍋の中に丸めたうぐいすあんを入れ、すぐにすくい上げることで黒糖羊羹のころもをかける作業は、2〜3秒に1個のペースで行います。材料の品質、自然環境、生活環境、お客様の嗜好などが変わっていく中で試行錯誤を繰り返しながら、「くろ玉は相変わらずおいしいね」と言っていただける味をめざしています。

About

最新の機械を導入するのではなく、職人の技を優先。一方で、澤田屋の伝統ともいえる製造方法を次世代に継承していくため、若手職人の育成にも力を注いでいます。

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