“金沢が持つ美しさ”を地元食材で表現。石川県が誇るお菓子の上質ブランド「古都美」
歴史と近代の街・石川県の金沢市で地元食材を使ったお菓子の販売、カフェ経営を行なう「古都美」。自然美や様式美、文化など、「金沢が持つ美しさ」をお菓子に乗せることをコンセプトとしています。
主力商品は、餡ケーキの「ことみん」、ほろほろクッキーの「古都の菓」など。石川の旬を味わえる、和と洋を融合したお菓子で安定した人気を誇るブランドです。
こだわりのポイント
「古都美」は、加賀百万石を築いた前田利家公の美意識を受け継ぎ、伝統の工芸品や美しくモダンな街並みなどを、お菓子で表現しようと生まれたブランドです。
商品には、金沢の湯涌柚子、大野の醤油や味噌、能登の大納言や紫芋など、地元の食材を多数使用。パッケージにも伝統工芸品をモチーフとする絵柄を採用するなど、お菓子を通して石川県の魅力を発信しています。
金沢市広坂にある店舗は、1階が商品を販売するショップ、2階がカフェになっており、SNSでも人気が集まっています。
「古都美」を運営するのは、石川県小松市に本社を置くタキサン製菓株式会社です。全国のお土産として、焼きドーナツやチョコサンドなどの洋菓子を中心に製造・販売を続け、モンドセレクションを受賞するなど順調に事業を広げていましたが、さらに石川県の魅力を伝えていきたいということで「古都美」を展開する運びとなりました。
2014年、金沢市の観光エリア広坂に、お菓子のショップ「古都美」と「KOTOMI Café」をオープン。21世紀美術館の側にあるということもあって、観光客を中心に多くの方にご愛顧いただいております。
「古都美」のラインナップは焼き菓子中心で、石川県のお土産ショップとしても人気。「KOTOMI Café」は加賀ほうじ棒茶を使ったパフェなども味わうことができ、観光客で賑わっています。鉄瓶でいただく加賀棒茶や、ゆずのはちみつジンジャーなどドリンクも充実しています。金沢に訪問した際は、ぜひ訪れてほしいお店です。
シェフ・職人について
代表取締役
瀧口 敬介たきぐち けいすけ
観光客の方はもちろん、地元の皆様にも愛される店にしていきたい
タキサン製菓株式会社の立ち上げから携わってまいりましたが、当初は菓子製造のノウハウがなく、基本的なところから勉強を重ねつつ進んでまいりました。現在は「古都美」の運営も行っており、観光客の方が多く来てくださっています。お客様の喜びの声が、仕事のやりがいです。今後は、観光客の方はもちろん、地元の方にもさらに愛される店にしていくべく、努力を重ねてまいります。
石川県出身。もともと、石川県でサラリーマンをしていたが、タキサン製菓株式会社の創業に関わることに。以来、家族とともに、菓子製造事業に打ち込んできた。2014年に菓子ブランド「古都美」を設立。
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