昭和23年創業、九州で長年愛される味を提供する菓子製造メーカー
昭和23年に兵庫県姫路市にて創業し、小麦を使用したかりんとうやおかきなどのお菓子の製造・販売を行っていたフジバンビ。その後、昭和36年にかりんとうの人気が特に高かった九州の中心に位置する熊本での工場設立とともに拠点を九州へと移し、昭和51年、「株式会社フジバンビ」を設立しました。
伝統製法に新たな発想を組み込んだ商品開発で、九州地方を中心に多くの方から日々喜びの声をいただいています。
こだわりのポイント
創業時に製造していたかりんとうなどに代わり、現在フジバンビの看板商品となっている「黒糖ドーナツ棒」。昭和61年より販売を開始し、商標権も取得しています。
35年以上の歴史ある「黒糖ドーナツ棒」は、九州に根付いたお菓子の1つとして多くの方に親しまれており、ベーシックな黒糖のほかにさまざまな味を展開しているのも特徴です。熊本県の阿蘇ジャージー牛乳や、福岡県のあまおういちご、宮崎県のマンゴーなど、九州各地の特産品を使用した商品のほか、他企業さまとのコラボで全国展開している商品もございます。
2023年よりJR九州の子会社となったフジバンビは、九州から全国、そして世界に「黒糖ドーナツ棒」をはじめとした商品の魅力を多くの方にお届けできるよう尽力しています。
大手コンビニチェーンなどの新たな販路を開拓し、現在は九州だけでなく全国のさまざまな地域で購入可能です。また、香港やアメリカなど、海外への輸出も行っています。
2009年〜2019年には、なでしこJAPANで大活躍した澤選手や川澄選手が所属していた女子サッカークラブ「INAC神戸レオネッサ」の胸スポンサーをしていたこともあり、そこから知っていただけたお客様も大勢いました。
九州で長年愛される味を、世界中の方に楽しんでいただけるよう、今後もさらなる販路拡大に取り組んでまいります。
シェフ・職人について
商品開発室
京都 健太みやこ けんた
商品を購入した方の「おいしい」で、開発の苦労がやりがいに変わる
新商品の開発は、試作を重ねてもなかなかいい味にたどり着けないことも少なくありません。しかし、苦労を重ねて完成した商品を多くのお客様にご購入いただけることに、日々喜びを感じています。仕事中にお客様と直接お会いできる機会はありませんが、プライベートで「フジバンビの商品はおいしい」というお声を耳にすることをうれしく思いますし、この仕事のやりがいにつながっています。
フジバンビの商品がもともと好きだったことから、2013年11月に工場の製造部門に入社。その後、社長と工場長の推薦で商品開発部門に異動する。現在は商品開発室で、新商品等の開発を担っている。
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