素朴で優しいかりんとうや豆乳ドーナツを実直に作り続けてきた、老舗油菓子メーカー
山田製菓（株）は、昭和35年に創業した、かりんとうや豆乳ドーナツなどの油菓子中心の菓子メーカーです。
国産小麦をはじめ、厳選した国産食材を使った生地を鮮度の良い油で仕上げた商品は、素朴で優しい味わいと評判。
堅さにこだわった「堅あげかりんとう」、もっちり食感の「豆乳ドーナツ黒糖」などで、長くお客様に愛されてきた老舗企業です。
こだわりのポイント
山田製菓（株）では、商品作りにおいて、できる限り国産の原材料を使い、添加物を控えることをポリシーとしています。
国産小麦や無添加の植物油を使うほか、おからや豆乳は国産大豆で仕上げているこだわりの豆腐メーカーのものを使用。元々はかりんとう一筋で商品を作っていましたが、20年ほど前からかりんとうの製造ラインを駆使し、パン製造の技術を取り入れてかりんとうドーナツの製造をするようになりました。
厳選素材を使い、山田製菓ならではの製造ラインの工夫で、今後もオリジナリティを追求し、さまざまな商品をお届けしてまいります。
2024年で現在商品製造している工場が10年を迎えます。今の工場が稼働し始めた当時は、製造数が今よりかなり少なかったのですが、製造環境を少しずつ進化させていき、現在は生産量が倍以上に。品質管理も徹底し、安心の商品を製造することができています。
工場では、原材料管理から出荷までを厳しく管理していますが、とりわけこだわっているのが揚げる工程。フライヤーで油の温度を上げるために蒸気を使っているので、通常なら2,000℃ほどに温度が上昇するところを200℃ほどで抑えることができています。低温なので、油菓子の命でもある油の鮮度を維持しながら、美味しくからりと揚げられ、環境にも優しく安心です。
厳選素材、製造方法など全てにおいて丁寧に向き合ってきた山田製菓。これまでも有名豆腐店との商品製造にも取り組んできましたが、今後も積極的に他企業とのタイアップをはかっていき、さらに美味しいオリジナル商品を届けていきたいです。
シェフ・職人について
代表取締役社長
山田 哲郎やまだ てつろう
美味しく価値ある菓子を、未来へと届けていくために。
山田製菓（株）は、「必要とされる企業」のスローガンを企業理念として、お客様に喜んでもらえる商品を世に送り続けています。創業以来、かりんとう一筋を貫いておりましたが、パン製造に従事していた私が入社してからは、ノウハウを生かし、かりんとうドーナツの製造へと手を広げてまいりました。それから20年以上経ち、社員も増加し、安定的にお客様に商品をお届けできるようになっていきました。今後も、みなさまに美味しいと思っていただける、価値ある菓子を届けられるよう努力を続けてまいります。
名古屋大学大学院食品工業化学科にて、健康食品などの研究に携わったのち、大手パン製造メーカーに入社して商品開発を経験。さまざまなパン製造の技術を学び、家業である山田製菓へ入社。入社後、パン製造の技術を生かして豆乳ドーナツを開発。製法特許も取得した。
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