素材が持つ最大限の美味しさを届けるため、生産者との繋がりや製造方法にこだわりを。
素材本来の美味しさをお菓子で表現するため、石舟庵のスタッフは生産者と密にコミュニケーションを取り、素材の良さを引き出すことを常に追求しています。
一番人気の「みかんの花咲く丘」というニューサマーオレンジのチーズタルトは、みかん畑で感じられる香りの再現にこだわり、減圧鍋を使って果皮の風味が飛ばないギリギリの温度である80度以下で煮上げたピュレを盛り込みました。
また、「練乳苺大福」は、市場に出荷する前の選果場から届く、摘みたてに近い紅ほっぺを使い、フレッシュな香りとクリーミーな練乳あんとのハーモニーを楽しめるものとなっています。
生産者とともに、素材のことを考え抜き、その魅力を輝かせようと真摯に向き合った結果、唯一無二の美味しさを実現できています。
和と洋の職人による知恵と技術を結集し、洗練されたオリジナル商品を生み出し続ける。
石舟庵で製造を行うスタッフは、和菓子の職人と洋菓子のパティシエで構成されています。
和菓子の技術をベースにしつつ、素材の加工には洋菓子の技術を駆使。和と洋、両面からアプローチすることができるから、独自技術を編み出して美味しさを引き出し、洗練された商品を生み出せているのです。
確かな技術があるからこそ、常に新商品開発にも取り組むことができています。最近では、伊豆半島の熱海市特産「だいだい」を使った商品作りにチャレンジ。1,000年以上もこの地で育まれてきただいだいは、素晴らしい香りを持つ柑橘ですが、苦味と酸味が強くお菓子作りには適さないと考えられてきました。
しかし、これまでに培った独自の技術に加え、ミクソロジーというカクテル技術を応用することで、だいだいの香りが絶妙に引き立つケーキ製造に成功。近日、販売予定です。
また、新しく蒸しどら焼きのブランドも設立しており、季節の味わいを取り入れた蒸しどら焼きをお届けする予定です。
石舟庵は、今後も変わらず、生産者と製造者の想いがギュッと詰まった商品をお届けしてまいります。