熊本県山江村の“やまえ栗”をふんだんに使い、自然の恵みを活かした製品を生み出し続ける栗加工専門店
水と空気がきれいな熊本県球磨郡山江村にて、自然の恵みをそのまま活かした食品づくりをしている株式会社やまえ。
山江村の土壌は栗の栽培に非常に適しており、古来より栗の生産が盛んな地域。1977年には皇室に献上され、“やまえ栗”は皇室献上栗として知名度を上げていきました。
私たちはその“やまえ栗”をふんだんに使い、「栗まんじゅう」や「びっ栗だんご」、さらには「栗ペースト」などの栗製品を幅広く展開。その品質の高さは、国内のみならず、海外からも高い評価を受けています。
こだわりのポイント
私たちの歴史は、1984年に山江村の有志が集まり、特産品である“やまえ栗”を活かして作った「栗まんじゅう」から始まりました。
この商品は、やまえ栗を使用した最初の「栗まんじゅう」であるため、元祖として誇りを持っています。
地元の方々はもちろん、熊本観光のお土産としてもご愛顧いただいており、2023年から北海道へ出荷開始しました。
近年、原材料の価格が高騰していますが、品質を守り続け、安心・安全で、美味しい商品づくりに努めています。
私たちの栗製品は、北は北海道から南は九州まで、日本全国の皆さまからご好評をいただいています。さらに2017年にはパリで販売して海外進出も果たしており、シンガポールへ栗ペーストを販売したことも。
やまえ栗は、地域と結びついた確かな品質、製法、ものがたりなどが評価され、2004年3月に農林水産省の地理的表示(GI)保護制度に登録されました。
今後も“やまえ栗”の美味しさを世界へ届けるべく、次はアメリカで「栗まんじゅう」を販売したいと計画しています。販売場所は、米国のプロ野球団ホームを想定。熊本から日本全国、そして世界へ羽ばたく“やまえ栗”にご期待ください。
シェフ・職人について
加工場製造主任
政岡 幸枝まさおか ゆきえ
お客様からの「美味しい」という言葉が、日々のやりがいに
「びっ栗だんご」は、1つ1つ手で成形しています。そのため、作り手によって形はバラバラ。味と一緒に手作り感も楽しんでほしい商品です。売店に立つこともあり、お客様から直接「美味しい」と言っていただいた時や、実際に売れていく様子を見ているときは、とてもやりがいを感じます。熊本市内のお祭りで実演販売をすることもあるのですが、毎回来てくれる方がいたり、美味しいからと言って翌日も買いに来てくれる方がいたりすると、本当に嬉しいものです。これからも一人でも多くの方に私たちの商品を味わってもらいたいと思います。
2006年に入社。株式会社やまえが運営する温泉施設のフロント、物産館の勤務を経て、製造チームに異動。現在は主任として製造工程を管理している。モットーは「楽しみながら作ること」で、明るく笑顔が絶えない加工場づくりを目指している。
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