株式会社清水屋

江戸時代から続く伝統の味を引き継ぎ、熟練の職人が丁寧に手仕事で仕上げた「いつも変わらないおいしさ」を大切に。

静岡県島田市にある「清水屋」は、江戸享保年間から300年続く老舗の和菓子店です。ほんのりお酒風味の「小饅頭」、羊羹でこし餡を包んだ艶やかな「黒大奴」は、島田の銘菓として長く愛されてきました。
国産の原材料を使い、熟練の職人が技を引き継いで、丁寧な手仕事で作り上げたお菓子は懐かしい味わいです。ここだけにある「いつも変わらないおいしさ」を今後も守り続けてまいります。

企業名
株式会社清水屋
創業
-
ブランド名
清水屋
メーカー所在地
静岡県
HP
https://www.komanjyuu.jp/
SNS
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point

Point

こだわりのポイント

原材料を厳選し、伝統の製法を守り続けて、オリジナルの味わいに。

清水屋では、お菓子の原材料は、基本的に国産のものを厳選して使っています。中でもあんこにはこだわっており、粒餡やこし餡には北海道産の小豆を使い、熟練の職人が手で練り、ちょうどよい硬さに仕上げています。
看板商品である「小饅頭」は、代々伝わる米麹をもとにした自家製の酒種を発酵させて、ふかふかとした生地に蒸しあげています。甘いお酒の香りがただよう生地の中には、特製こし餡が入り、上品な味わいです。
また島田の名物として愛される「黒大奴」は昆布を入れた羊羹でこし餡を包んだもの。どちらも昔からの製法を守り続け、手作業で仕上げた逸品です。

伝統を守りながらも、時代に合わせて、オリジナルの和洋菓子・洋菓子も生み出してきた。

静岡県島田市は、その昔、江戸時代に整備された東海道五十三次の23番目の宿場町としてにぎわいました。ここで菓子屋を営んでいた清水屋五代目伝左衛門は、ある時、紀州浪人に甘酒皮の饅頭づくりを伝授され、自ら作って売り出すようになりました。
その後、参勤交代でこの地を訪れた、茶人としても名高い松平不昧公(まつだいらふまいこう)から、「一口で食べられるようにするといい」と助言され、清水屋名物の「小饅頭」が生まれたといいます。
この頃からの製法を一子相伝で引き継ぎ、今も変わらない味わいをつくり続けています。コロナ禍の商品の販売が難しい時期も、自家製の酒種入りの生地のもとへの手入れを絶やさず努め、昔からの味を守り続けました。
現在は、和菓子はもちろん、和洋菓子、洋菓子へと商品バリエも広がっています。明治時代からの「黒大奴」、昭和・平成に生まれたチーズやクリームを使った「浮月」やオリジナルのラズベリージャムを使用した「パコロ」、バター生地と黄身餡をマッチさせた「帯まつり」など、バリエーション豊富に商品を揃えております。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

製造責任者/工場長

清水 健太しみず けんた

伝統を守りながら、挑戦を続け、清水屋らしい新たな商品を生み出したい。

幼い頃、小饅頭や黒大奴を作る父や祖父の姿を見て、菓子職人に憧れました。現在、毎日お菓子に向き合うなかで、お電話でお菓子を褒めていただいたり、新商品の評判がよかったりと、小さな喜びを大切に邁進しております。伝統を大切にしながらも、例えば黒大奴の羊羹を静岡名物の煎茶味にしてみるといった試みもしていきたいと思っています。

About

高校卒業後、大学で経営を学ぶ。卒業後、日本製菓学校で和菓子について学び、東京の有名和菓子屋で修行。コロナ禍を期に、(株)清水屋へ入社。根っからの職人気質で、伝統を守りつつも、新たな和菓子開発にも情熱を燃やす。

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