株式会社文の助茶屋

甘酒とわらび餅をこよなく愛した明治期の落語家「二代目・桂文之助」創業による老舗甘味処

明治に活躍した人情ばなしの上方落語家「二代目・桂文之助」が、明治42年に「甘酒茶屋」を始めたのが「文の助茶屋」のはじまりです。
初代の創業の心得に『粋様参る無粋な店(すいさままいるぶすいなみせ)』という言葉があります。これは、「粋なお客様は、無粋な店を育てて下さる、互いの心が通いあう時、互いに発展、道が開け、素晴らしい世界がつくりだされる」というもの。
創業以来100余年を経た現在もその精神を受け継ぎ、お客様から愛される商品作りに励んでいます。

企業名
株式会社文の助茶屋
創業
-
ブランド名
文の助茶屋
メーカー所在地
京都府
HP
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SNS
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Point

こだわりのポイント

伝統ある甘酒とわらび餅、厳選素材を使用した甘味が自慢

当社の創業当時から変わらぬ看板商品は「甘酒」。美味しくヘルシーな甘酒は、食欲不振になりがちな夏はもちろん、冬に温めて飲むと身体がポカポカに。
もう一つの看板商品が、創業者から受け継いだ伝統製法で作られる「わらび餅」です。とろけるようなまろやかさとコシのある食感が味わえるのが、文の助茶屋のわらび餅の特徴です。
ほかにも国産の厳選素材を使った小豆・寒天・白玉の甘味もラインナップしています。

柔軟な感性で、お客様の声と時代の変化に応じた新商品を開発しています

当社が大切にしているのは、わらび餅のような柔軟な感性。固定概念に囚われず、変化し続けることをモットーとしています。月に一度、新商品会議を実施し、お客様の声や時代の流れに応じた商品を企画しています。
その中の一つが袋のパッケージに入った「おうち甘味シリーズ」。店舗だけでなく、ご自宅でもわらび餅やようかん、ぜんざい、おしるこなどの京甘味をたっぷり楽しんでいただきたいとの思いから生まれました。
以前は箱のパッケージの商品を京都のお土産屋さん、駅、百貨店を中心に卸売をしていましたが、「おうち甘味シリーズ」はスーパーや地方の小売店でも手に取っていただけるようになりました。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

営業事務

山田 雄介やまだ ゆうすけ

「わらび餅といえば、文の助茶屋」。多くの方にそう思っていただける存在でありたい

私が入社した頃は、まず製造現場で商品作りを学ぶことが慣例となっていました。製造を離れた現在も当時の経験を活かし、催事の際に現地でわらび餅の製造を担当することがあります。「美味しかった」という声や催事の期間中に再来店してくださるお客様の姿にいつも力をいただいています。
当社では、催事の暖簾やホームページには「京都といえば、わらび餅 わらび餅といえば、文の助茶屋」と記載しています。そんなふうに感じてくださるお客様が増えるよう、今後も良い商品を作り、広めていきたいと考えています。

About

兵庫生まれ。大学卒業後、書店に約10年勤務した後、株式会社文の助茶屋に製造職で入社。当時の清水店に配属され、7年ほど店舗スタッフを経験。清水店の閉店とともに現職に就き、商品全般の販売促進や自社サイトおよびSNSの運用などに取り組んでいる。

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