創業1879年。日本の洋食文化の継承と発展に貢献する、北海道最古の老舗洋食レストラン
五島軒は1879年に創業者・若山惣太郎と初代料理長・五島英吉が函館で出会い、「ロシア料理とパンの店」として誕生しました。
北海道最古の洋食レストランとして日本の洋食文化の継承と発展に貢献。函館の歴史を紡ぎながら、地域と共に未来を築いています。
大正時代には名物「五島軒カレー」のメニューが完成。地元の方はもちろん、観光客の方からも愛され続ける看板メニューとなりました。
イチオシ商品
五島軒特製のカレーフィリングをたっぷり詰めこみました
創業者・若山惣太郎によって生まれた、五島軒の「原点」であるパン事業。一時的に製造していませんでしたが、2022年に100年の時を超えてパン事業を再開しました。
そこで誕生したのが「函館カレーパン」です。もちもちのパン生地に五島軒特製のカレーフィリングをたっぷり詰めこみました。五島軒の長い歴史とともに味わえる、自信作のパンです。
こだわりのポイント
五島軒の歴史は、洋食レストランから始まりました。そこで提供している美味しい料理を遠方のお客様にも楽しんでいただきたいという想いから、自社生産にこだわり、自社工場を設立。
歴代の本店レストラン料理長が丹精を込めて作るレトルトカレーを筆頭に、全国のみなさまに五島軒の味をお届けできるようになりました。
今後は、発信力のある若年層の方に向けて、プリンやアイスなどのコンビニ向け商材も展開したいと考えています。これからも飲食事業から生まれた歴史あるメニューの味を、お客様へ提供していきます。
数ある料理の中でも、特にカレーは初代料理長・五島英吉が創始し、二代目・若山徳次郎が完成させた五島軒伝統の一品。現在の上皇・上皇后両陛下が行幸啓され、五島軒にてリッチ鴨カレーなどをお召し上がりになったことでも有名です。
そんな私たちの強みは、その豊かな歴史と高い知名度。本店本館は昭和10年に建てられ、明治・大正の風情を今に伝える空間として、平成9年には登録有形文化財に認定されました。函館という観光地に位置することもあり、多くの雑誌やメディアにも取り上げられています。
また、観光客の方だけでなく、地域の方にも愛され、本店本館は宴会や忘年会の会場としてもご利用いただくことも。かつては「結婚式といえば五島軒」と言われるほど、多くの方々が結婚式を挙げていました。私たちはこれからも、地域の皆様と一緒に、北の食文化に灯りをともし続けます。
シェフ・職人について
製造・洋菓子課係長
佐々木英和ささきひでかず
お客様とのコミュニケーションが、私の原動力です
明治12年創業の歴史を受け継ぎ、日々スイーツやパンなどの製造ラインを管理しています。120周年イベントの際、本店で親子お菓子教室を開き、お客様と一緒に小さいデコレーションケーキを作りました。普段工場にいると、お客様の顔を見る機会が少ないため、そのイベントは非常に楽しく、今でも私の原動力の一つになっています。今後は食品の安全性を確保するための衛生管理手法である「HACCP」をさらに強化し、取引先やお客様に安全で信頼される製品作りを目指します。
1999年に農業高校卒業後、担任の先生からの紹介で五島軒に入社。大手コンビニのケーキなどの製造を手がけるなど、これまで製造一本で五島軒の発展に寄与してきた。現在は製造部門の洋菓子課係長として、20名程の人員の管理を担当している。
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