大洲志ぐれ本舗 冨永松栄堂

明治8年創業。大洲藩江戸屋敷で生まれた秘伝菓子『志ぐれ』を、大洲の名物菓子として広めた老舗和菓子店

18世紀初頭、大洲藩の江戸屋敷で秘伝菓子として誕生した『志ぐれ』。初代冨永松栄堂・八太郎の手で世に広められ、以来100年以上にわたり受け継がれ、大洲名物として多くの方に愛され続けています。
小豆、米粉・餅粉、砂糖というシンプルな材料を使用し、素朴ながらも味わい深いの『志ぐれ』は、幅広い世代の方々にご好評をいただいております。代々伝わる伝統の味を、どうぞ心ゆくまでお楽しみください。

企業名
大洲志ぐれ本舗 冨永松栄堂
創業
149年
ブランド名
冨永松栄堂
メーカー所在地
愛媛県
HP
https://oozushigurehonpo.com/
SNS
  • instagram
point

Point

こだわりのポイント

『志ぐれ』は大洲でしか製造されていない、歴史と文化が薫る伝統菓子

『志ぐれ』は小豆、米粉・餅粉、砂糖から作られ、その原材料からぜんざいやおしるこを食べている感覚を味わえます。愛媛県大洲市でしか製造されていない貴重な伝統菓子で、歴史と文化が薫る深みある味わいです。
当店のオリジナル看板商品である『生志ぐれ』は、甘さ控えめでしっとりとした上品な口当たりが魅力。さらに、抹茶志ぐれや栗志ぐれなど、季節限定の素材を活用したバリエーションもご用意しています。

伝統はそのままに、お客様や時代のニーズに応じて改良し続けています

明治8年の創業以来、当店はお客様や時代のニーズに応じて『志ぐれ』の原料や製法を改良し続けてまいりました。
保存技術が未発達だった時代には、大洲でしか味わえない銘菓でしたが、五代目の冨永明佳が製造方法や包装を一から見直し、日持ちのする今の形へと進化させました。
高度経済成長期には手土産として親しまれていたため、日持ちを重視していましたが、現在では軽量で手が汚れにくい一口サイズへと改良。さらに城下町らしく茶席菓子としても親しんでいただきたいという想いを込めて、甘さを控えめにし、モチモチ感を残しながらもサクッとした上品な食感を実現しました。個包装のため切り分ける手間がなく、手軽に楽しめるとご好評いただいております。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

専務

冨永 昌志とみなが まさし

長い歴史を持つ『志ぐれ』を作っていることに誇りを感じています

『志ぐれ』は歴史のあるお菓子なので、「小さい頃によく食べていた」「大洲のお土産としていただいていた」など、お客様一人ひとりに思い出やエピソードがあります。そうした物語を聞く度に、「作っていて良かったな」と誇りに感じます。父である5代目の冨永明佳は、現在も元気に店舗に立っており、お客様に向けて『志ぐれ』の作り方や大洲の歴史を話しています。お話が終わると、「一緒に写真を撮ってください」「握手してください」と言われることも。お菓子を通じて大洲のことも知ってもらえるのが嬉しいです。

About

冨永松栄堂の6代目。関西学院大学商学部卒業後、お菓子業界に就職。バウムクーヘンのメーカーで、営業や接客、店舗管理などを経験してきた。現在は、志ぐれの砂糖蜜の製造を担当する傍ら、これまでの経験を活かして営業なども担当している。

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