1972年創業。”ピーナッツ煎餅”の販売のみで、地域に1つの菓子文化を築いた製菓店

みつとし製菓は、もともと畳屋を営んでいた先代が、弟の勧めで50年前に創業したのが始まりです。
国内のピーナッツの主産地・千葉県に自ら修行に行き、およそ2年の歳月をかけて完成したピーナッツ煎餅は、西浅井町に新たな菓子文化を確立しました。代替わり後も昔ながらの工法を守りながら、1商品のみで勝負を続けています。

企業名
-
創業
140年
ブランド名
みつとし本舗
メーカー所在地
滋賀県
HP
https://www.mitsutoshi.net/
SNS
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point

Point

こだわりのポイント

「こどもからご年配の方まで、誰でも食べられるお菓子」を目指して

先代、2代目、そして3代目と、代を重ねながら大切にしているのは、お客様に食べていただいたときの笑顔です。
修行に行った千葉県のピーナッツ煎餅は硬さが魅力でしたが、先代は「幅広い年齢の方が親しめて、お菓子が日常の1つの楽しみとなって欲しい」という思いを込め、少し柔らかいオリジナルの商品を開発。
地元の学校行事のせんべい協賛などの取り組みも行っており、丸子船は「子どもの頃から知っている味・お菓子」へと成長しています。

「落花の香り」から「丸子船」へ。商品名に込めた思い

創業時は「落花の香り」という名称で販売していたピーナッツ煎餅は、平成6年に「丸子船」へと名称変更しました。
丸子船は、江戸時代に琵琶湖で活躍した船で、みつとし本舗のある西浅井町は、特に多く船を所有していたため「丸子船の郷」とも呼ばれていました。そこで、より地域の方にも愛され、各地の方にも西浅井町の地域性がアピールできるお菓子を目指し、ピーナッツ煎餅のカーブを船の”帆”に見立て「丸子船」と名付けました。
今後は、煎餅の焼き上げを目の前で見れるような店舗をいつか作りたいと考えています。サクサクした食感の丸子船ですが、焼き立てはふにゃふにゃで、ピーナッツの風味がより豊かです。焼き立てならではの、またちがった美味しさも楽しんでいただきたいと思っています。

 

Chef, Artisan

シェフ・職人について

3代目

山口 大智やまぐち だいち

お客様からいただく声が、日々の喜びと励みになっています

子どもの頃から食べていた「大好きな丸子船の味を残していきたい」という思いで、家業を継ぎました。製造を継いだ際には機械が変わり、先代の味を再現するのに苦労することもありましたが、お客様方の励ましやお褒めの言葉に背中を押していただき、やりがいや喜びを感じながら今日に至ります。自分自身も納得の焼き加減や味を実現できるよう追求し続け、これからも地元の銘菓として誇れる味を守ってまいります。

About

高校卒業後、みつとし本舗に入社。商品の梱包・配達を担い、家業を支える。先代の逝去後、新たな機械を導入するタイミングで、3代目として製造を引き継ぎ、現在は製造をメインにさまざまな業務に従事している。

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