生まれ変わった老舗「東忠」に新設された憩いのカフェ「TOCHU CAFÉ」
江戸時代から続く、新潟県小千谷市の登録有形文化・老舗割烹「東忠」を、伝統ある建物はそのままに創作日本料理などを提供する「居・食・亭 東忠」として2017年にリニューアル。その際に、ほっと一息つける場として併設されたのが「TOCHU CAFÉ」です。運営するのは、新潟県長岡市を中心に飲食店を展開している「株式会社ノブサーズ」。幅広い事業展開を強みとする「株式会社ビジョンホールディングス」のグループ会社です。
イチオシ商品
ほろ苦さのあるキャラメルをたっぷり挟んだ「塩キャラメルサンドクッキー」
甘さとほろ苦さのバランスが絶妙な塩キャラメルをチョコレートでコーティングし、発酵バターの香り豊かなクッキーでサンドしました。キャラメルもチョコレートも甘すぎず、全体的にビターな味わいがたまらない、ちょっぴり大人向けのスイーツです。
こだわりのポイント
私たちの強みは、アパレル・美容・ホテル・飲食など業種が異なるグループ会社が互いに連携を取り合うことで、相乗効果を生み出せる組織力の強さです。たとえばアパレル事業の商品紹介を行う際に、飲食事業の店舗でイベントを開催したり、他業種ならではの斬新なアイデアをもとにお菓子の商品開発を行ったりと、互いに力を合わせることで強みをより際立たせ、弱みを補い合っています。
当店のはじまりは長岡市内にあった「メアリーズ」という店名のケーキ中心の洋菓子店です。もともとは小さなお店でしたが、優れたパティシエが次々に仲間に加わっていくなかで、品数も増え、規模も拡大。有名店での実績があるパティシエがメンバーに加わったことを機に、本格的にお菓子メーカーとして事業をより大々的に展開すべく、「TOCHU CAFE」と名を改めました。そんな「TOCHU CAFÉ」を併設している「居・食・亭 東忠」は、元は老舗割烹「東忠」であり、三階建ての歴史ある建物です。かつて長岡藩の家老を務めた河合継之助が新政府軍との慈眼寺会談に臨んだ後、休息したという謂れがあり、現在では登録有形文化財にも指定されています。小千谷にお立ち寄りの際は、ぜひ「東忠」や併設の「TOCHU CAFÉ」でゆったりとお過ごしください。
シェフ・職人について
宍戸 美沙子ししど みさこ
確かな技術と経験で、疲れを癒し幸せを運ぶスイーツを作り出す
「TOCHU CAFÉ」は「居・食・亭 東忠」の中にある、ランチやカフェをカジュアルにお楽しみいただける居心地の良いカフェです。これまでにも地元の方を中心にご愛顧頂いておりましたが、2022年のオンライン販売開始によって、県外の皆様にも当店の商品を広くご提供できるようになりました。
細やかなレシピの調整などお菓子を作る上で日々大変だと感じることはありますが、何度も足を運んでくださったり、リピートして購入いただけたりすると、当店の味を心から喜んでいただけていることを実感でき、それが何よりの励みになっています。
高校卒業後、東京・国立のエコール辻にて製菓技術を習得。明大前の「リモージュ」や六本木「ラ ブティック ドゥ ジョエル・ロブション」での経験を経て、新潟に居を移し、ホテルニューオータニ長岡でさらに修業を積む。その後ノブサーズに入社し、現在は「TOCHU CAFÉ」にてホールや製造、商品開発など幅広く担当している。
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