アメリカで習得した製菓技術を持ち帰り、広島初の菓子工房として創業以来100年弱の歴史を刻む洋菓子店
「おいしい笑顔」に愛されて約100年、当店は広島初の菓子工房として、地元の皆様に愛される洋菓子を多数手掛けて参りました。数々の賞を受賞した「プレミアム広島レモンスティック 」や「とろけるカマンベールチーズケーキ」など、シンプルでピュアな材料を活かした懐かしくも新しい当店のスイーツをぜひご賞味くださいませ。
イチオシ商品
スプーンで頂くとろりと濃厚な「とろけるカマンベールチーズケーキ」
とろーりとろける食感とじんわり広がる濃厚なコクが人気のチーズケーキです。ブリュレのようにスプーンでお召し上がり頂くほか、フランスパンなどに乗せてカナッペのように食べて頂くのもおすすめです。甘すぎない味わいは、お酒のおつまみとしても相性抜群です。大人のスイーツタイムをぜひお楽しみくださいませ。
こだわりのポイント
当店では伝統の味を守る一方で、新たな挑戦を続けてまいりました。パティシエはさまざまなコンテストに毎年出場しており、2019年の飴細工の全国大会では銀賞、翌年には銅賞を獲得いたしました。
会社全体のチャレンジとしては、広島県三次市の素材をふんだんに使ったスイーツ作りを得意とする「風季舎」とコラボを果たし、「広島はっさくゼリー」や「広島レモンゼリー」を開発。それぞれの強みを活かした新しい広島銘菓が生まれました。
当店の創業者、栗栖百三郎が広島初の菓子工房「ボストン」を立ち上げたのは1923年のこと。当時の日本は洋菓子作りの黎明期であり、バターやクリームすら貴重品という時代でした。1894年にアメリカ本土で修行を積み、洋菓子の技術を身につけた栗栖は、シンプルな材料でおいしく作れるアメリカ菓子のレシピを活かし、試行錯誤を重ねながら「ボストンパイ」などの人気商品の数々を生み出しました。
二度の世界大戦を超えて、一度は原爆で全てが失われた広島の地で、それでも当店は歴史を繋げてまいりました。皆様にご愛顧頂き、現在では県内で直営店11店舗を運営しております。創業当時より受け継ぐ素材を活かした伝統の味を守りつつ、より時代を感じさせる新たなお菓子作りを今後も目指してまいります。これまでお客様から頂いたたくさんの「おいしい笑顔」に感謝の心をこめて、これからも当店のお菓子で皆様に「身近な幸せ」と「おいしさ」をお届けできればと思います。
シェフ・職人について
高松直之たかまつなおのり
争いのない世界に花咲く「笑顔」をお届けするお菓子作りを目指して
広島はかつて、原爆によって焼け野原になった地です。戦前にあったボストンの旧店舗も、戦火によってなくなってしまいました。人を笑顔にできるお菓子はきっと、戦争のない平和な世界を生み出していく。そんな願いを込めて、お菓子の製造に励んでおります。当店の洋菓子は、昔からのお客様だけではなく、若い方からも大変好評いただいております。今後も伝統の味を守りつつ、皆様に喜んでいただけるスイーツ作りを追求して参ります。
大阪の有名洋菓子店、数店舗で修行を重ね、地元広島に戻ってからボストンに入社。6年の勤務を経た現在では、製造ラインのトップとして、各種コンテストにも出場し実績を残す。ボストンの商品でお客様に笑顔を届けるべく、日々お菓子作りに励んでいる。
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