和菓子 |薄氷本舗 五郎丸屋

T五

儚い口溶けの薄氷を現代風にアレンジした「T五」

「T五」は薄氷をベースに、季節を表した5種の色と味を楽しめるようアレンジしたお菓子です。厚さは2mm程度で、パリッとした食感と口溶けが魅力。2013年の発売直後に観光庁主催の「世界にも通用する究極のお土産フォーラム」で最終選考を通過した9品の中に選ばれました。

内容量
5枚
参考価格
700円
原材料
和三盆糖、もち米(富山県産)、粉糖、卵白(卵を含む)、ゆず果汁、抹茶、黒ごま、桜ペースト、塩/ベニバナ色素
賞味期限
60日
温度帯
常温

Maker

薄氷本舗 五郎丸屋

銘菓「薄氷」で知られる富山の老舗菓子舗

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Point

こだわりのポイント

5つの色と味によって季節を表現

5つの色と味によって季節を表現

味覚の基礎となる5種の味に当てはめて季節を表現しました。桜(塩味)は春、抹茶(苦味)は夏、柚子(酸味)は秋、和三盆(甘味)は冬、そして胡麻(滋味)は土用の季節の変わり目を表しています。材料は国産の天然ものだけを使用し、香料は使っていません。使用する餅米は富山県内だけで消費される高級品種「新大正米」で、独特の粘りと甘みが特徴です。柚子や胡麻も富山産です。特に国産の胡麻は希少価値が高く、香りの良さが違います。桜は静岡、抹茶は京都・宇治、和三盆は薄氷と同じく徳島のものを使用しています。

パッケージや商品名にもたくさんの思いを込めて

パッケージも好評なのですが、これは富山出身の著名なデザイナー・宮田裕美詠さんにデザインしていただいたものです。新しい和菓子のあり方を作りたいと考えてモダンなデザインをお願いしました。繊細なお菓子のため、中に緩衝剤として真綿を入れているのも特徴の一つ。お菓子に天然の材料を使っているので、包む素材もなるべく天然のものを使いたいという意向です。また、特徴的なT五のネーミングには色々な意味を込めていますが、元は「Take Five」という1960年代のジャズナンバーが由来です。当時は5拍子の変わった曲だと言われていたのに、今ではスタンダードナンバーになっているので、そんなお菓子になって欲しいという願いを込めました。アルファベットと漢数字の組み合わせは和菓子業界でも珍しいネーミングだと思います。

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