亀屋良長株式会社

京都・四条醒ヶ井(さめがい)の地で200年以上の伝統を受け継ぐ、老舗の京菓子司

京菓子の名門として一時は江戸にまでその名が届いたとも言われる「亀屋良安」より暖簾を分けて、1803年(享和3年)に創業した「亀屋良長」。すべての菓子に、ここ四条醒ヶ井(さめがい)の土地より湧き出る良質な水を利用しています。自然の恵みと伝統を融合させながら、世代を超えて愛される京菓子の文化を今に伝える老舗ブランドです。

企業名
亀屋良長株式会社
創業
-
ブランド名
亀屋良長
メーカー所在地
京都府
HP
https://kameya-yoshinaga.com/
SNS
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イチオシ商品

ようかんなのに、焼いて食べる!? 新規軸の「スライスようかん」をご賞味あれ

ようかんを1枚の薄いシート状に仕上げた、新しい和菓子「スライスようかん」。そのままでももちろんおいしくお召し上がりいただけますが、おすすめはトーストにのせていつものように焼く方法。中央にはバターようかんが配置され、その周囲にはケシの実もあしらわれています。

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こだわりのポイント

一度は途絶えた"京の名水"…この清らかな水を菓子作りに活かして

古くは足利義政や千利休も用いたと伝えられる京の名水「醒ヶ井(さめがい)の水」。初代店主は、この水を求めて四条堀川より程近い現在の場所に店を構えました。昭和37年頃には地下鉄工事の影響から井戸が枯れていましたが、平成3年に7代目店主が本店を改築した際に井戸を掘り直したことで、再び地下80mから良質な水を汲み上げて菓子作りに活かすことに成功しています。

他ブランドとのタッグも!伝統×革新のコラボレーションで顧客層を拡大

「亀屋良長」が見つめるのは、和菓子の文化を後世に受け継ぐ若い消費者の姿。京都発のテキスタイルブランド「SOU・SOU」やパリの2つ星レストランのシェフパティシエの経歴をもつ藤田怜美氏とのコラボレーションシリーズは、伝統に新たな息吹をもたらしています。また、炊き立ての良質なあんこを家庭で食べられるよう考案された「手作りあんこセット」も大人気。和菓子に馴染みの薄い若い世代が気軽に和菓子の美味しさに触れられるよう、パッケージデザインや商品の形にも工夫を凝らした商品ラインナップを次々と企画・開発しています。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

8代目 女将

吉村 由依子よしむら ゆいこ

知らないままでいるのは、もったいない!和菓子の奥深さ・おもしろさを広めるために

結婚前の私にとって和菓子というと、たまの機会につまむものという程度の位置付け。結婚後に「亀屋良長」に訪れるお客様もお年を召した方ばかりで、どうして若い世代に興味を持ってもらえないのだろうかと思い悩みました。独身時代にはフランス料理や洋菓子を学んだ私ですが、和菓子についてひとたび理解を深めると、実に奥深い世界だということに気がついて…。今では、商品を通じてこのおもしろさを広めて"和菓子育ち"の若い世代を増やしていくことが重要なのではないかと考えています。

About

大学では食物栄養を学び、その後はフランス料理を学ぶためにパリへ留学。帰国後、8代目店主の元へ嫁いで女将へ。和菓子について一から学ぶうちに、そのおもしろさに魅了されるようになる。現在では商品企画を中心に販売や営業に従事。

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