株式会社五建外良屋

安政2年の創業以来、一子相伝で現代に受け継ぐ京都唯一のういろ専門店

創業から160年余りに渡って、家伝の配合を守りながらういろ一筋で商いを続けてまいりました。厳選された小豆と米粉、そして良質な小麦をブレンドした私どもの「五建ういろ」は、もちもちとした独特の食感と飽きのこない甘さが特徴の和菓子です。五代に渡って守り続ける老舗の味をどうぞご堪能くださいませ。

企業名
株式会社五建外良屋
創業
-
ブランド名
五建外良屋
メーカー所在地
京都府
HP
http://www.gokenuiro.jp/
SNS
-

イチオシ商品

赤飯を包み込み、栗を添えた上品なお饅頭「赤飯饅頭」

ういろ専門店である当店が、季節限定で販売していた「赤飯」。その塩っぱくてもちもちの赤飯を甘さ控えめの生地で包み込み、小ぶりな栗の甘露煮を添えたのが赤飯饅頭です。縁起のよい和菓子ですので、結婚式の引き出物や各種お祝い事には最適。知る人ぞ知る当店の人気商品でございます。小腹が空いたときの一服にもおすすめです。

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Point

こだわりのポイント

気候に応じた配合調整と練りの技で、変わらぬおいしさを提供する

当店の歴史を辿ると、牛若丸と弁慶の逸話で有名な五条の地にて安政2年、建仁寺や清水寺など鳥辺野詣のお客様をお迎えする茶店を構えたことに端を発します。屋号の「五建外良屋」の由来は、五条建仁寺町と当時の地名の頭文字をとったもの。創業時から京都唯一のういろ専門店として、秘伝の配合と店の看板を受け継いで参りました。気温や湿度などの影響を鑑みながら長年の経験をもとに配合を調整し、匠の練り技術で変わらぬ味をご提供しております。

ういろ専門店としてのこだわりを示す屋号を掲げ、老舗の味を作り続ける

ういろの語源は、室町時代に広まった渡来薬「外郎薬」に由来しております。ごつごつと黒っぽい見た目が特徴だった薬の名が、いつしか麦粉や米粉から作る練り菓子の名として知られるようになり、江戸時代にはお菓子の「ういろう」が完全に定着いたしました。地方にも様々な種類の「ういろう」があるため、当店の創業者である谷川重蔵はそれらと区別するべく「外良」という言葉を屋号に採用し、呼び名も「ういろ」といたしました。小豆を使った定番のういろのほか、現在では「さくらういろ」や「月見ういろ」など季節限定の商品を含めて常時8種類の味を店頭に並べております。全国菓子博覧会での受賞実績も多数あり、手作りのよさを活かした素朴な味を幅広いお客様にご支持頂いております。また、ういろに用いる小豆へのこだわりを活かした上品な甘さの「赤飯饅頭」なども大変好評です。老舗の名に恥じぬ味作りのために、これからも懸命の努力を続けてまいります。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

大藪 奉之おおやぶ ともゆき

京都の風習と深く根付いた「ういろ」をご当地で堪能頂けるカフェをご用意

名古屋や山口の「ういろう」とは異なり、米粉をたっぷり使ったお餅のような食感が魅力の京都のういろ。京都には和菓子屋は多数ございますが、ういろ専門店は当店のみでございます。京都では6月30日は三角形のういろに小豆をあしらった「水無月」を食べる日とされておりますが、季節を問わずお楽しみ頂けるお菓子です。当店の2階には喫茶のご用意もございます。皆様のご来訪をお待ちしております。

About

先代店主の時代に工場長を努めた職人の息子であり、学生時代からアルバイトとして当店のお菓子作りに携わっていた経歴を持つ。入社から20年近くを経て、現在では父の跡を継ぎ親子二代続いて製造ラインのトップを担っている。

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