株式会社菓匠禄兵衛

滋賀と聞いて真っ先に思い浮かぶ存在へ…長浜生まれの老舗和菓子店「菓匠禄兵衛」

大正15年、滋賀県長浜市で創業した「菓匠禄兵衛」(以下、禄兵衛)。現在は4代目が家督を継いで、日本古来の文化を今に伝える上質な和菓子を作っています。県内では本店・長浜バイパス店・黒壁店という3店舗を運営するほか、東京都内への進出も果たす同社。エキュート東京店・高島屋玉川店では、滋賀を代表する和菓子店として首都圏におけるファンも増やしています。

企業名
株式会社菓匠禄兵衛
創業
-
ブランド名
菓匠禄兵衛
メーカー所在地
滋賀県
HP
https://www.rokube.co.jp/index.htm
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イチオシ商品

竹の香りに包まれて…地元生まれの伝統製法を受け継ぐ「金のでっち羊羹」

「でっち羊羹」とは竹皮に包んで作られた、ここ近江の地に古くから伝わる銘菓。竹皮による独特の香りが立つ、どこか懐かしい味わいの羊羹です。薄く平たい形状も特徴的で、2~3cm程度にカットして食べるのがおすすめ。総勢7名の職人による手技が光る滋賀の伝統菓子として、手土産や進物といった用途にも好評を博す同社の人気商品です。

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こだわりのポイント

原材料の自社栽培にも挑戦中!素材にとことんこだわった和菓子作りが魅力

「禄兵衛」が一筋にこだわってきたのは、菓子製造に使うための素材選び。社長自らが生産者の声に耳を傾けながら安心・安全な素材に限って仕入れています。例えば同社の看板商品の一つである草餅に使われるよもぎについては、山奥にある自社の畑で栽培して収穫には社員全員が参画。豊かな土壌で育った新鮮なよもぎは香り高く、ひと口食べるだけでさわやかな緑の香りが鼻に抜けるよう。和の心と素材のよさ、その両方を実現した「禄兵衛」の和菓子は、創業当時より老若男女に愛されています。

滋賀で育まれた素材を使って──地産地消の商品展開への揺るぎないこだわり

「禄兵衛」が掲げるのは、地元・滋賀を代表する菓子ブランドとしての存在を確立したいという思い。”滋賀生まれの素材のよさを味わっていただくことで滋賀県の魅力を再発見してほしい”との考えから、地産地消の素材を厳選しています。大福や餅といった同社の人気商品に使われている羽二重糯米も、自然豊かな近江地域で育まれた品種。やわらかさと歯切れのよい食感が特長で、長年信頼する地元農家より仕入れているものです。また、国内のさまざまな地方で育まれた厳選素材として、北海道・十勝産の小豆や丹波地方の一部地域でしか栽培できず”幻の小豆”との呼び声が高い「丹波黒さや大納言小豆(※)」などもラインナップされています。(※この丹波黒さや大納言小豆をふんだんに使用した「黒さや草餅」はエキュート東京店、髙島屋玉川店、「【冷凍】黒さや草餅」はオンラインショップのみで限定販売中)

Chef, Artisan

シェフ・職人について

パッケージや店舗デザインへのこだわりが、次の世代へとファン層拡大中

広報デザイン部の山本さんは入社4年目。就職活動の際に「老舗の和菓子店でありながらもデザインにこだわっている会社は珍しい」と驚き、禄兵衛への入社を決めたといいます。事実、同社のパッケージデザインは実に特徴的。日本三大山車祭りの一つでもある長浜曳山祭りの中で毎年行われる「子ども歌舞伎」をイメージして作られた焼きまんじゅう「KABUKIKIDS -カブキキッズ-」は、隈取のメイクを施した子どもたちの顔がモチーフとなっています。また、木之本本店のデザインを人気デザイナー集団のトネリコ。JCDデザインアワード2007においてBEST100に選ばれたほどの洗練された雰囲気に、地元客から観光客まで多くの人が集っています。

About

滋賀県で生まれ育ち、専門学校でデザインを学んだのち2017年に新卒社員として入社。広報デザイン部唯一のメンバーとして、商品のパッケージデザイン、店舗で使われるPOPやプライス表示の制作、HPやオンラインショップの写真画像の更新、各種SNSの運用を一人で切り盛りする。

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