珍重庵

創業以来70年以上に渡り、こだわりの餡造りを続ける和菓子屋

珍重庵の歴史は、昭和26年(1951年)にスタート。新宿中村屋・神戸高砂屋で修行を積んだ先代が「和菓子ごとに相性の良い餡を、可能な限り昔ながらの手作りで、高品質で」という思いのもと、和歌山県新宮市に創業しました。
現在も先代からのこだわりを絶やすことなく受け継ぎ、餡造りに創意工夫を重ねています。

企業名
珍重庵
創業
1951年
ブランド名
珍重庵
メーカー所在地
和歌山県
HP
https://chinchoan.com/
SNS
  • instagram
point

Point

こだわりのポイント

訪れた人しか購入できない、素朴で独特な風味が特徴の「熊野もうで餅」

創業当初は定番の和菓子を販売していましたが、オリジナルの商品として開発したのが「熊野もうで餅」。餡をお餅で包み、仕上げに焙煎した玄米粉をかけた和菓子で、素朴な味わいが魅力です。
熊野本宮大社での販売を始め、徐々にお土産として訪れる方々から支持されるようになりました。
その後、熊野三山(熊野本宮大社・熊野速玉大社・熊野那智大社)に販売拠点が広がるとともに、珍重庵も発展。「熊野の和菓子屋といえば珍重庵」と言われる存在を目指し、より多くの方にお召し上がりいただけるよう挑戦を続けています。

商品の質にもパッケージにも工夫を凝らし、誰もが親しみやすい商品作りを

こだわりを持った商品開発はもちろん、商品ごとの魅力を活かしたパッケージ考案にも力を入れています。近年では和菓子への興味が薄い若年層のお客様の取り込みにも目を向け、箱詰めされた商品以外にも1個単位でご購入いただけるようにしました。
さまざまな世代のお客様に親しんでいただけるよう、お客様が手に取りやすい商品作りに工夫を凝らしています。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

鈴木 將之すずき まさし

商品を知ってもらう難しさを乗り越え、看板商品へと導いた

「珍重庵を大きくしたいという目標を達成するためには、菓子のことを知ることが重要である」と考え、まずは修行へ行きました。当社に戻ってからは「熊野もうで餅」の企画・販売に携わりましたが、商品を市場に浸透させることにひと苦労。しかし、周囲の方々の協力を得ながら宣伝を続けると徐々に認知度が上がり、正月にたくさん売れるようになりました。これは「1つの商品だけでこれだけの売り上げを上げることができるんだ」と思えた瞬間であり、大変うれしい出来事でした。

About

18歳から神奈川県小田原の正栄堂にて修行を積む。40歳頃に珍重庵に入り、2代目として経営権など全てを引き継ぐ。

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