「味一筋」をモットーに、安心できる美味しさを届けています
長い歴史を紡いできた明月堂が大切にしているのが「味一筋」という想い。お菓子の原材料はできるだけシンプルにし、保存料や添加物を入れずにできる限り手作り。原材料も厳選した大納言小豆やこしあんを使うなど、お客様に安心して召し上がっていただけるよう努力を続けています。
主力商品の中には、長い歴史を持つものもあり、一番古いのが「巻カステラ」です。しっとりとした生地で、りんごジャムを控えめに巻いた明月堂の看板商品。また、「レモンケーキ」も定番の人気商品です。フレッシュバターを入れた生地に、すり下ろしたレモンの皮を入れた爽やかな味わいと評判です。ずっと愛されてきた伝統のお菓子の味を守り、今後も皆様に美味しさをお届けしていきます。
新しい味へのチャレンジを続け、地元を盛り上げてきた
明月堂の始まりは昭和元年。初代の松下春一が創業し、現在は3代目が引き継いでいます。三木市に2店舗を構え、小規模ですが数十年変わらない味を届ける努力を惜しまないほか、新商品の開発にも意欲的です。
新しいものにチャレンジしていく精神は、初代や二代目の頃から。まだ三木市に洋菓子屋がない時代、バタークリームが主流だった頃に、生クリームのケーキを販売したことで地元で話題に。クリスマスには行列ができるほどの人気店となりました。
最近のヒット商品としては、夏限定で登場した「フルーツ水ようかん」。いちごやマンゴー、白桃、ミント、ピスタチオ、小豆の6種類が入った彩りも鮮やかな和菓子です。また、オレンジの味をきかせた「チョコレートようかん」も人気を博しています。
地元のお祭りでは、みたらし団子の屋台も出店。焼きたてのみたらし団子が食べられると地元の人に喜んでいただいています。
今後は店舗の新装も検討し、商品の包装等も新しくしていきたいと、さらなる発展が期待される名店です。