株式会社銀装

70年以上の歴史を持つ、大阪の老舗カステラメーカー

昭和27年、高級な贈答品として一般の方にはなかなか食べる機会のなかったカステラを「もっと気軽に楽しんでいただきたい」という思いから、銀装は生まれました。
創業以来、一貫した自社による菓子類の製造・販売を行っている当社では、原材料選びから販売までのすべてのプロセスで品質・品格を優先し、天然の素材と熟練の技術力で手がけた商品で、お客様をおもてなしすることをモットーとしています。

企業名
株式会社銀装
創業
72年
ブランド名
株式会社銀装
メーカー所在地
大阪府
HP
http://www.ginso.co.jp/
SNS
  • instagram
point

Point

こだわりのポイント

価格と賞味期限の課題を乗り越え、カステラに“市民権”を与えることに成功

木箱に入れ、風呂敷で包んで販売されていたカステラは、賞味期限が短くコストを抑えるのも難しい食べ物でした。そこをなんとか改善したいと考えた当社は、銀紙でカステラを密封し、乾熱殺菌することで無菌にすることに奏功。
銀紙の光の乱反射で虫も寄らず、衛生的で賞味期限の長いカステラは計画生産ができるようになり、低価格での販売が可能に。こうして、高級品だったカステラは徐々に一般の方にも親しまれるようになり、銀装はカステラに“市民権”を与えることに成功しました。(※現在は紙製品ではなく、フィルム製品を使用)
ちなみに、金の紙ではなく、あえて銀にしたのは、自分たちがナンバーワンだと思い上がらないため。常にナンバーツーからNo.1を目指す気持ちを大切にしています。

「ハイカラモダン」を大切に、新たな時代のカステラを創る

常に新しいことを取り入れながら、時代に合った形でさまざまな商品をお届けしている銀装ですが、奇をてらいすぎず、理念を大切にしたものづくりにもこだわっています。
若い世代に向けた進化系のカステラとして、カフェメニューにパフェやプリン、フレンチカステラなどをご用意していますが、どんな商品も理念のひとつである「ハイカラモダン」を忘れず、流行に流されすぎることのないよう心がけています。
温故知新の気持ちを忘れず続けてきた菓子作りは、おかげさまで多くのお客様にご支持をいただき、「抹茶カステラ」と「CASTE21」青箱は【大阪産(もん)名品】に認定されています。
今後も銀装は、大阪を代表するお土産・贈り物として愛され、多くの方を笑顔にできるカステラづくりに尽力してまいります。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

常務取締役

赤木 康人あかき やすひと

若い世代の方の「おいしい」の声が、不安を自信に変えてくれます

「カステラ=年配の方が食べるもの」という印象はまだまだありますが、次の世代の方にも親しんでいただきたいという思いのもと、日々商品開発に取り組んでいます。弊社の歴史ある商品はもちろん、自身が開発した商品を小さなお子様や学生の方が「おいしい」と喜んでくださることは、若い世代の方が食べてくれるだろうかという不安な気持ちを、自信に変えてくれる魔法の言葉です。これからも幅広い世代の方にカステラの魅力が伝わるよう、伝統を大切にしながら、新しいことにも挑戦してまいります。

About

大学卒業後、食品メーカーでの営業職を経たのち、2009年より銀装に勤務。30代中盤で製菓学校に通い、パティシエの資格も取得。現在は商品やカフェメニューの開発を中心に、営業や広報など、幅広い業務に携わっている。

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