お餅一筋。昭和38年創業、鳥取県産一等水稲米100％にこだわった餅・赤飯・和菓子の専門店
「素材にこだわり、味にこだわり、体に優しいお菓子作り」を企業理念として掲げ、昭和38年から餅一筋の私たち。
餅は、一生涯を通じて、あらゆるシーンで登場します。例えば、初めての誕生日を祝う「誕生餅」、お正月に神前や床の間に飾る「鏡餅」、お祝い事に欠かせない「紅白餅」、四十九日の法要の時にお供えする「四十九日餅」など、餅は日本の伝統の食文化といっても過言ではないでしょう。
私たちは、地元の鳥取県日南町笠木産のもち米、北海道産あずき、てんさい糖を使い、餅をはじめ、赤飯や和菓子を製造してきました。地消地産という考え方を大切にし、多くのお客様からご愛顧いただいています。
イチオシ商品
地元・大山乳業の濃厚生クリームを使用した大福4種セット
当店人気のカフェオレ大福、抹茶オレ大福、マロンオレ大福、苺クリーム大福の4種類をセットにしました。
外側は餅、そして中にはあんこと生クリームが入っており、一口食べるごとに3重のハーモニーが楽しめます。
生クリームは、地元にある「大山乳業」のものを使用。余分な手は加えず、素材本来の美味しさを味わえる逸品です。
こだわりのポイント
餅の原材料となるのは米と水と、至ってシンプルです。しかしシンプルだからこそ、この2つをいかに扱うかによって、味や風味に個性が生まれてくるのです。
私たちが使用するもち米は、鳥取県日野郡日南町笠木産の『だんだん米』。その独特な地形から幻の産地と言われる寒暖のある肥沃な土地で育てられています。
また、お水は鳥取県米子市の名峰・鳥取県大山の湧き水を還元させて使用。この地でしか味わえない米と水による餅や大福、ぜひご賞味いただきたいです。
素材と製法に強いこだわりを持つ私たちは、お米本来の甘さが引き立つ杵つき餅を60年以上にわたって提供しています。杵つき餅はコシがあり伸びやかで、お米本来の甘さを引き出せるからです。
また、手作りの良さも味わっていただくため、大福は職人が一つひとつ手作業で丁寧に包んでいます。機械だけに頼らず、人の手によって作られる温かみも感じていただければと思います。
日本の食文化の一部である餅は、古くから日本人の生活に深く根付いてきました。お正月や節句など、さまざまな行事において、餅は食品以上の存在であり、家族の絆や地域の結びつきを象徴しています。「伝統文化を継承すること」は、私たちの中核を成す考え方です。伝統の味と技術を守り続けると同時に、次世代にその価値を伝えていきたいと考えています。
シェフ・職人について
代表取締役
小森 啓子こもり けいこ
父の想いを継ぎ、餅文化を1000年先までつなげたい
「いけがみ」は、私が子どもの頃に父が立ち上げた会社です。小さい頃から手伝いをしていましたので、餅と一緒に成長したと言っても過言ではありません。大学卒業後、神戸の商事会社に勤務していましたが、30歳で米子に戻り、家業である「いけがみ」を継ぎました。餅は日本の食文化に欠かせない食品であり、未来に繋げていかなければいけない食品だと考えています。たとえ形が変わったとしても、1000年先まで伝えていきたいです。
父である池上寿雄が創業した「いけがみ」を継承し、小売部門の「だんごや萌音」の立ち上げなどを行う。日々のやりがいは、お客様の笑顔と「お餅が美味しかった」という感謝の声。同社の未来のみならず、餅という食文化の未来まで見据え、次世代に伝えるための挑戦を続けている。
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