小麦粉と米麹で造る素朴な焼きまんじゅうを、群馬から日本各地へと届けていきたい。
株式会社ほたかや本舗は、上州・群馬県の名物である焼きまんじゅうの製造元として、製造・販売・卸を一貫して行っています。小麦粉と米糀で作られた素まんじゅうに、甘味噌だれを塗って焼き上げた焼きまんじゅうは、素朴な味わいで愛されてきた群馬県民のソウルフードです。
その他、各種まんじゅうも扱っていますが、酒まんじゅうにも米麹を入れた、ほたかやならではの味わい。伝統の味わいを大切にしつつ、時代に合わせた商品をお届けしています。
こだわりのポイント
群馬の北部、沼田市を本社とするほたかやは、創業1980年。現在に至るまで40年以上、焼きまんじゅうの美味しさを各地にお届けすることに努めてきました。
2020年には新工場が設立され、大量製造が可能となり、現在の生産量は県内トップクラスを自負しています。
今後も百貨店の催事やイベントへの出店のほか、キッチンカーでの販売を通して、県内のみならず県外へも焼きまんじゅうの周知を広めてまいります。
40年以上の歴史を持つほたかやですが、現在は「伝統と革新」を企業理念としながら、伝統製法を守りつつ新たなチャレンジを進めています。その一つが、2022年の工場移転。その際、焼きまんじゅうの製造に使用する機械に特殊な改良を入れたことで、商品の大量生産が可能となり、気温や湿度のデータ化を徹底できるようになったため、発酵食品である焼きまんじゅうの品質もさらに均一に保たれるようになりました。現在も美味しく安全な焼きまんじゅうを、大量製造し、お届けし続けることができています。
また、従来より小さめサイズの焼きまんじゅうを新たに開発したほか、直売店舗では焼きまんじゅうを使ったパフェやクレープなどのスイーツの販売も開始。若年層を中心に人気を博しており、焼きまんじゅうの認知も少しずつ広まっています。
シェフ・職人について
代表取締役社長
阿部 学あべ まなぶ
「100年フード」として文化継承する焼きまんじゅうを、たくさんの人に知ってもらいたい
焼きまんじゅうは文化庁が継承していくべきとする「100年フード」に認定されました。日本の食文化に名を連ねた焼きまんじゅうをたくさんのお客様に届けていくことに、責任とやりがいを感じています。今後、日本全国のお客様に焼きまんじゅうを知っていただくことを目標に、これからも誠実に励んでまいります。
高校卒業後、専門学校に進学して経営学を学び、（株）ほたかや本舗へ入社。製造や販売など業務全般に関わる。2019年、父親である初代から事業を継承し代表取締役社長に。就任後、「伝統と革新」を企業理念として、新工場の設立や新たな商品開発に意欲的に取り組んでいる。
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