昔ながらの京和菓子からクリーム大福まで幅広く展開。老舗の製あん業者が運営する人気和菓子店
茨木市を拠点として展開する、和菓子店「風月庵南坊」。平成元年の開業以来、昔ながらの京和菓子を中心に、「あん」にこだわりを持ち、季節ごとに様々な商品を展開しています。和洋折衷のクリーム入り大福「抹茶大福 みどり姫」が評判を呼び、現在は芦屋大丸にも支店を構えます。デパートの催事などにも時々出店しているほか、通販事業も行っています。
イチオシ商品
相性抜群の抹茶クリームと粒あんに香ばしいきな粉を乗せて
きな粉をまぶしたふんわりとした羽二重餅の中に、抹茶クリームと大納言小豆の粒あんをくるんだ和洋折衷の大福。抹茶の苦味を感じるクリームと、深みがあり粒の歯応えも感じられるあん、そしてきな粉の香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でます。約4.5㎝と子どもの手のひら程度のサイズで、１つ、２つと続けて食べたくなる優しい味わいです。
こだわりのポイント
「風月庵南坊」は、おはぎ、柏餅、桜餅など定番の和菓子や上生菓子などを揃える和菓子店。特に、あんとクリームを組み合わせた商品の人気が高く、「抹茶大福 みどり姫」「きな粉大福 きな粉姫」「生どら」などを主力としています。
そのほか、節分やひな祭り、端午の節句、ハロウィン、クリスマスなど、季節のモチーフを取り入れた上生菓子も人気。季節のイベントに和菓子で花を添えられるよう、毎週新たな和菓子を打ち出しており、評判を呼んでいます。
「風月庵南坊」を運営するのは、大阪府茨木市の製餡企業・橋本食糧工業株式会社。創業100周年を超える老舗企業です。「風月庵南坊」は、地元・茨木の方に、美味しい「あん」を味わっていただきたいということで創業しました。
製あん企業をもととするため、和菓子に使用する「あん」の原材料となる小豆の選別から、豆煮やあん練りなど、熟練の職人による技を大切にし、水洗いや煮沸などを行う機械も常に高精度化を図っています。
そして、商品によって「あん」の種類も変化をつけています。例えば、紅白の上用饅頭の場合、白の方には北海道の小豆を使ったこしあんに栗を入れたもの、紅の方には北海道の白小豆の粒あんを使用するなど、「あん」の違いを楽しんでいただくことも大切にした商品づくりを進めています。
シェフ・職人について
製造部
淺井 友萌子あさい ともこ
和菓子一筋にキャリアを重ねて。お客様に喜んでいただける和菓子をこれからも。
幼少期から自宅でお菓子作りを楽しんでおり、食べた人の喜んだ顔を見ることが大好きでした。専門学校時代に和菓子づくりを学んだことで、和菓子に興味を持ち、入社しました。現在は商品の提案にも関わっており、自らが考案した和菓子が店頭に並び、購入いただけることに喜びを感じています。お客様の暮らしを彩る美味しくてかわいい和菓子をこれからも提案していきます。
製菓の専門学校を卒業後、「風月庵南坊」へ。和菓子の製造に一貫して取り組み、現在で勤続13年目（2022年時点）。現在は、現場でスタッフをまとめる立場に。
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