株式会社大阪の駿河屋

1461年創業、徳川家に仕え、煉羊羹発祥の店とされる歴史ある和菓子店

もとは室町時代に京都・伏見にて饅頭処「鶴屋」として創業。その後、1589年に練羊羹の製造を開始し、豊臣秀吉が開いた大茶会で披露されたことをきっかけに、全国的にその名を広めました。その後、徳川家御用達の菓子屋として仕え、徳川頼宣が紀州へ移った際に随伴して拠点を和歌山県に。1609年に徳川家より「駿河屋」の名称をいただきました。
1837年、総本家駿河屋から分家した「大阪の駿河屋」は代を重ね、現在6代目。各代の努力によって繋いだバトンを引き継ぎ、伝統的な製法を重視しながらも、幅広い世代の方に喜んでいただけるお菓子・店舗作りに尽力しています。

企業名
株式会社大阪の駿河屋
創業
1837年
ブランド名
大阪の駿河屋
メーカー所在地
大阪府
HP
https://o-surugaya.shop/
SNS
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イチオシ商品

夏の大人気商品。さっぱりとした口当たりと、二層の美しい見た目が特長の涼菓

本葛で仕上げた、見た目にも涼しく、つるんとした食感が大人気の大阪の駿河屋のくず菓子。宮崎の日向夏を使用し、さわやかな甘酸っぱさがたまらない「夏柑」は、夏だけの限定商品ですが、販売を心待ちにされている方が毎年大勢いるほどの人気ぶり。35年以上人気を誇る、ロングセラー商品をぜひ一度ご賞味ください。

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Point

こだわりのポイント

お客さまの笑顔を思い浮かべ、製造から箱詰めまでを抜かりなく

大阪の駿河屋では、お客さまに本当に喜んでいただける商品にこだわり、日々開発・製造を行っています。
「食材も生き物」だという認識のもと、よりおいしいお菓子にするため基本に忠実に、そして心を込めたお菓子作りに注力。
また品質にも徹底的にこだわり、製造から箱詰め、包装まで数回のチェックを欠かさないという「当たり前」にも手を抜かないことで、より安全でおいしいお菓子をお客さまの元へお届けしています。

和菓子にある「物語」も大切に、現代的な「駿 SURUGAYA」も展開

令和3年、「伝統にあぐらをかくことなく、次の100年も駿河屋の味を楽しんでいただきたい」という思いのもと、大阪市北区に新店舗「駿 SURUGAYA」をオープン。
若年層にも親しみやすいワンランク上のショップを目指し、商品はもちろん、店舗の内装にもこだわっています。シックな雰囲気の店内では、和と洋を融合したさまざまなお菓子を販売。和菓子に込められている「物語」の要素や日本の伝統的な催事を大切にする心を忘れず、バレンタインやハロウィンといった世界の催事に合わせた商品展開も行うことで、性別や年代を問わず多くのお客さまにご利用いただいています。
今後も、大阪の駿河屋が誇る伝統的な「和」の技術と、ゼロから開拓する「洋」との融合で、よりよい商品を生み出してまいります。

Chef, Artisan

シェフ・職人について

製造責任者

宮本 敬介みやもと けいすけ

「おいしさ」にこだわったお菓子作りで、多くのお客様を笑顔にしたい

お客様の笑顔や「また来たよ」「もう一つ買っていくね」というお声を励みに、日々のお菓子作りに取り組んでいます。より多くの世代からの支持を獲得するには、「見た目のよさ」へのこだわりも重要ですが、なによりも「美味しいお菓子であること」が大切であると考えています。大阪の駿河屋では時代にあった需要を意識しつつも、伝統的な製法へのこだわりを最重要視。これからも「おいしさ」を何よりも大切に、お客様に喜んでいただける商品の製造・開発を行っています。

About

さまざまな店舗で和菓子作りの経験を積み、大阪の駿河屋に入社。2023年時点で、およそ30年以上製造に携わる。現在は菓子製造の中心的存在として、商品の味全般の決定など、開発にも関わっている。

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