佐賀県伊万里を代表する陶器から得るインスピレーションを活かし、和洋折衷の技法で美味しさを追求する菓子店
世界へ通ずる「陶磁の道」の起点となった伊万里。陶器の美しさから感を得つつ土地の文化や歴史への感謝を込めて、当店では厳選素材と独自の手工をもって、味や品質はもちろん見た目の美しさにもこだわった菓子を作っております。郷土銘菓の最高峰として賞讃頂く当店のお菓子をぜひご自宅用や贈答用としてご賞用下さいませ。
イチオシ商品
伊万里焼の氷裂文を表現した黄身餡入のお饅頭
「伊万里焼饅頭」はほっくりとした餡をカステラ生地で包み込んだお饅頭です。横から見るとまるで蓋付き茶碗のような独特の形をしています。表面の割れは、伊万里焼独自の氷がひび割れたような伝統柄をイメージ。4種類の焼き物図柄をあしらった個包装は高級感があるため、大切な方へのギフトとしてもご賞用頂いております。
こだわりのポイント
世界で愛されてきた伊万里焼きを生み出す地元への敬意を込めて、先人達の築いた歴史をお菓子に反映し、時代を越えて伝えていきたい。そのような思いから、当店では伝統の陶磁から着想を得た「伊万里焼饅頭」や肥前路の古窯群をモチーフにした「古窯の都」など様々な郷土菓子を生み出して参りました。和洋の枠を越えた美味しさを追求したお菓子は見た目にも優れ、土産や贈答用としても重用頂いております。「全国銘菓百選」に選出された実績もございます。
当店は明治33年4月に「ホリエ菓子店」として創業いたしました。昭和51年に伊万里町に移転してからは、土地で育まれてきた根付く文化や習慣をいかにお菓子で表現するかに苦心して参りました。社名を「エトワール・ホリエ」に改めたのはフランス菓子の製造も行っていた昭和57年のこと。フランス語で星を意味する言葉を冠することで、パリの凱旋があるエトワール広場に負けないくらい多くの人に愛される店になるよう願いを込めました。長年当店をご愛顧下さる皆様には感謝の念が絶えません。
当店の職人一同が目指すのは、どこにでもある味ではなく、お客様が本当に求めて下さるお菓子をご提供すること。そのために、吟味した素材を用いて一つ一つのお菓子を熟練した職人が匠の技と誇りをもって作リあげます。お茶やコーヒーとともに私どものこだわりのお菓子をお召し上がり頂き、忙しない現代社会の中でもひと時の心の安らぎを感じて頂ければ幸甚です。
シェフ・職人について
田中 敬一たなか けいいち
「大切なのはお客様が求めてるお菓子を作ること」師匠の教えを胸に40余年お菓子を作り続ける
お客様から頂く「美味しい」という言葉を何よりの励みに43年間作り続けてきました。時には手紙やはがきでその想いを直接届けてくださる方も多く、お菓子作りは楽な仕事ではありませんが、お召し上がり頂く皆様が喜んでくれる姿を思い浮かべると「もっと美味しいものを作ろう！」と奮い立ちます。試行錯誤を繰り返すうちに、同業者の方からも「あんなのよく作ったね！」と絶賛頂けるお菓子も出来上がりました。お客様にもっとお喜び頂けるように、これからも精進して参ります。
高校卒業後、和菓子から洋菓子まで幅広い製菓技術を入社後に学び、43年にわたるお菓子作りの経験を経て、現在では工場長の職責を担っている。伊万里の焼き物関連のお菓子については、開発段階から全面的に携わっている。
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